レガシーアプリケーションの刷新
IBM System iのアプリケーション刷新のためのLANSA製品
レガシーアプリケーションの刷新はさまざまな解釈、技法、採用を意味しています。
選ぶべき刷新方法はビジネスの要件、アプリケーションのアーキテクチャ、許される時間やコスト、スキルなどの要因と状況により異なります。
LANSAは1つの製品で全てのIBM System i(AS400、 iSeries)のアプリケーション刷新プロジェクトに対応できるとは考えておらず、刷新のためにいくつかの製品系列を用意しています:
- RAMPは、高いプライオリティの戦略的に刷新されたソリューションを、リッチ・クライアントやWebアプリケーションの両方で実現します。
- aXesは、ソースコードの変更なしに自動的に5250アプリケーションをWeb化します。
- LANSA Open for .NETは、IBM System iのオペレーティング・システム、アプリケーション、データベースにアクセスすることでWindowsのリッチ・クライアントやWebアプリケーションを実現するのに適しています。
これらの製品は、組み合わせて利用できます。
今日のビジネス要件を満たすために、また刷新されたソリューションを既存のアプリケーションを再利用して実現するために、いろいろな組み合わせが考えられます。
レガシーアプリケーションの刷新の意味
レガシーアプリケーションの刷新は過去に構築されたアプリケーションを、今日のビジネス要件に沿って更新することを意味しています。刷新は、過去のものとなったアプリケーションを現在の状況に適したアプリケーションに合わせることを意味しています。
古くなったアプリケーションと最新のアプリケーションを比較することで、刷新プロセスの中で何を変える必要があるのかを考えてみましょう。
| 古くなったアプリケーション | 最新のアプリケーション |
|---|---|
| •テキストベースのユーザーインターフェース - ユーザーは学習する必要がある(感じたままには使えない) | •直感的で馴染みやすいグラフィカルユーザーインターフェース |
| •隠れたツリー構造 •膠着したナビゲーション構造 |
•見て直ぐわかるメニューとツリー構造 •ポイント&クリックによるナビゲーション |
| •困難な別アプリケーションとの連携 | •MicrosoftのWordやExcelのような外部アプリケーションとシンプルに連携 |
| •大きなアプリケーションは、多くの場合に一本のプログラムで作成され、ちょっとした変更が全体に影響 | •アプリケーションが再利用可能パーツを利用して構造化され、変更の影響はパーツ内に限られ影響が全体に及ばない |
| •特定の環境に縛られる(例えば5250) | •ブラウザでPCやモバイル端末(携帯電話、携帯端末)などさまざまな環境で使える |
| •スキル保持者とベンダーサポートの減少 | •すぐに利用可能なスキルと一般的なサポート |
| •変更には特定のITの経験が必要 | •開発言語とツールが広く知られている |
| •特定のサーバーとデータベース技術に縛られている | •様々なプラットフォームと独立したデータベース |
レガシーアプリケーションの刷新ニーズを満たす柔軟なオプション
刷新プロセスは既存のアプリケーションを保持したままで、Webによるユーザー・インターフェースを実現するか、Webサービスのようなアプリケーションの部品として新しい環境にアプリケーションのコンポーネントを移動することを可能にします。レガシー・アプリケーション刷新の利点は、どのように動作するかを理解していて、特定のビジネス要件をサポートしている既存のアプリケーション資産を廃棄しなくて良いところです。刷新は既に投資されたアプリケーションに対するROI (=Return on investment、投資対効果)を改善します。
LANSAは、IBM System i (AS400、iSeries)のために、レガシー・アプリケーションのほとんど、もしくは必要な一部分を置き換えるための一連のアプリケーション刷新製品を提供します。
刷新:Web GUIを既存のアプリケーションに追加
刷新によりレガシー・アプリケーションは、5250アプリケーションからWebアプリケーションに変換されます。5250アプリケーションはそのままにして、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを持つWebアプリケーションに刷新することが可能です。RAMPとaXesは刷新プロジェクトに最適です。
再利用:既存のアプリケーションを新機能とGUIで拡張
再利用とは、既存の5250アプリケーションを基礎として、新しい機能とグラフィカル・ユーザー・インタフェースを持つアプリケーションに拡張することを指します。グラフィカル・ユーザー・インタフェースによって5250アプリケーションを刷新し、その機能を拡張するためのフレームワークはRAMPが提供します。Windowsアプリケーションに5250アプリケーションからの機能を含めたい場合には、LANSA Open for .NETを使用します。
置換:新規アプリケーション、新機能、GUI
5250アプリケーションを置換えることで、新しいアプリケーションにグラフィカル・ユーザー・インタフェースを提供することが可能です。しかし、それは高価なプロジェクトになるかもしれません。段階的な置換えが可能であれば、それはより安全なアプローチとなります。5250アプリケーション全体を再利用することから始め、段階的に元のアプリケーションを新しい機能に置換えるというものです。RAMPは段階的な置換えのための理想的な刷新ツールです。
RAMP – レガシー・アプリケーション刷新への段階的アプローチ
RAMPは、直近の戦術的なニーズと、戦略的な長期の刷新ニーズの両方に対処するレガシー・アプリケーションの刷新ソリューションです。RAMPを使用して刷新されたレガシー・アプリケーションは、既存の機能を簡素化するナビゲーションを搭載したグラフィカル・ユーザー・インタフェース(リッチ・クライアントまたはWeb)を提供します。優先度が高い改良から実施することによって、さらにアプリケーションを拡張することができます。そして、部分的にあるいは全てのアプリケーションを部分的に再設計することができます。
RAMPは1つのグラフィカルなアプリケーションフレームワークの中に、素早く複数のレガシーアプリケーションを統合し、会社にとって許容できる時間枠で、既存のプログラムを新しいコンポーネントに置き換えることができます。
この刷新方法は全てのアプリケーションの置換え、または部分的なレガシーアプリケーションの刷新を段階的に進めることができるアプローチとして有利です。
RAMPは、既存のシステムのソースコードは不要です。
aXes – 迅速にレガシーアプリケーションをWeb化
aXesは、企業がインターネットを利用してビジネス・アプリケーションを実行することをサポートするための、IBM
System
iプラットホーム固有のWeb化ソリューションです。瞬間的にレガシー・アプリケーションを変換できるため、コストと複雑性を減少させます。自動的にアプリケーションをWeb化した後に、順次アプリケーションの必要な部分をリッチなインターネット・アプリケーションに変更していくことが可能です。
この刷新方法は、すぐにWeb化する必要があり、後で時間をかけてアプリケーションを拡張する場合に適しています。
aXesは、既存のシステムのソースコードは不要です。
LANSA Open for .NET – 最新のWindowsアプリケーションからIBM System iにアクセス
LANSA
Open for .NETは、開発者がVisual Studioを手放さずに、IBM System
iのリソースを利用する新しい.NETアプリケーションを開発することを可能にします。それは、Windowsのリッチ・クライアントとWebのアプリケーションに組みこまれているサービス(データとプログラムを含む)を、.NET開発者へ提供するクラスライブラリです。.NETアプリケーションの開発者は、IBM
System iからデータとプロセスをVisual Studioの中のリソースとして見ることが可能です。
.NETアプリケーションは、レガシーアプリケーションのために既に用意されたビジネス・ルール(リポジトリ)を使用することが可能です。ビジネス・ルールを両方のアプリケーションの中心に置いて適用することは極めて有効です。.NET開発者は、.NETアプリケーションの中でビジネス・ルールをコード化する必要がありません。従って、ルールを変更した場合でも、.NETコンポーネントの再配布は不要です。
刷新の目的の一つは、レガシー・システムのフロントエンドをWindowsアプリケーションで作ることです。Windowsプラットホームの機能を利用しながら、かつレガシー・アプリケーションの機能を保持したい場合にこの刷新方法は最適です。
LANSA Open for .NETは、既存のシステムのソースコードは不要です。
