Visual LANSAバージョン14の新機能

バージョン14(V14)では、Visual LANSAの開発ツールにいくつかの重要な新機能が追加されています。この新機能により、デスクトップ、Web、モバイルの各アプリケーションの設計と開発を行う際に、ソフトウェアアーキテクトと開発者が使用できる追加のオプションと機能が提供されます。

これらの機能の詳細については、Visual LANSAバージョン14の新機能をご覧ください。

全てを展開
  • LANSA Developer Center Webサイト:新しいLANSA Developer Center Webサイトの開発者リソースにアクセスできるようになりました。
  • Welcome画面:初回のVisual LANSAの起動で、Welcome画面にウィザードが表示され、モバイルWebアプリケーションを簡単に作成、実行できるようになりました。WebとMobileのテンプレートとサンプルアプリを使用して、独自のモバイルアプリケーションを作成することができます。
  • 新しいIDEホームページ:再構成されたIDEホームページでは、Webアプリの作成時によく使うものがアクセスし易くなりました。
  • Googleマテリアルデザインのコントロールとテーマ:Visual LANSAのIDEのホームページにあるマテリアルデザイン・コントロールのリンクを使用して、マテリアルデザイン・コンポーネントのサンプルが表示されるようになりました。
  • VLF-ONE配布テンプレート:VLF-ONEの新しい配布テンプレートが、配布ツールで使用できるようになりました。
  • Framework Developer Workbenchとデモンストレーションアプリケーション:Visual LANSA IDEのホームページから起動できるようになりました。
  • テーブルのクイックルール:新しいセットの事前定義されたクイックルールを使用して、テーブル列に共通ルールを追加する作業を軽減することができます。
  • テーブルデータの表示:テーブル定義の[データプレビュー]タブを使用して、テーブル内のデータを表示できるようになりました。
  • Webアプリケーション用のCSP (コンテンツセキュリティポリシー):Visual LANSAは、Webページを保護するために、コンテンツセキュリティポリシー(CSP)標準をサポートしました。
  • Windowsテーブルの新規読み込み:テーブル定義のインポートで、SQL ServerやMySQLなどの製品がLANSA外で作成および管理されているテーブルの詳細をLANSAリポジトリに入力するために使用できるようになりました。
  • Git:Git統合による拡張バージョン管理機能が追加されました。
  • RESTful Web:RESTful Webサービスの利用、JSONパース、RESTful Webサービスの提供など、サービスのすべてが実装されています。
  • IBM iソフトウェア:セーブファイルのみで提供されるようになりました。IBM iソフトウェアは、DVDから直接インストールすることはできなくなります。
  • 新しいLANSA無料トライアルインストール:LANSA V14 SP2無料トライアルインストールは、デベロッパーセンターのWebサイトに登録の後、developer.lansa.com Webサイトからダウンロードできます。無料試用版インストールでは、IDEを使用して、限定された期間内に、アプリケーションを構築してLANSAクラウドに配布することができます。

新しいバージョンV14 SP2のインストール、既存のV14のSP2へのアップグレード、既存のV13システム(サービスパックの有無にかかわらず)のV14 SP2へのアップグレードが可能です。

  • レイアウトマネージャー、デザイン(CSS @Mediaクエリとほぼ同等)、コンテンツのサイズに基づいてコントロールのサイズが変更される変数サイジングなど、レスポンシブデザイン機能の多くのWeb機能が拡張されました。
  • Visual LANSAのWebページテンプレートが改善され、レスポンシブなWebアプリケーションを迅速かつ簡単に生成でき、アプリケーションの作成の初期段階の負荷を軽減できます。
  • VLF機能は、既製のフィルタとコマンドハンドラ、関連インスタンス、フィルタとコマンドハンドラのズームと縮小機能が拡張されました。
  • インストール/アップグレード/配布の多くのオプションを、Windowsスタートメニューフォルダファイル名に基づく省略値を使用して簡単にインストールできるようになりました。また、LANSA構成ごとに1つのIISプラグインと1つのWebサイトを使用することができるようになりました。
  • Visual LANSA IDEのホームページのサンプルアプリが、追加、更新されました。
  • V14 SP1では、アプリを開発してクラウドに配布することができます。 AWS(Amazon Web Services)マーケットプレイスでは、Visual LANSA開発環境(Visual LANSA IDE)とWindows上のLANSAスケーラブルライセンス(LANSA Webアプリケーション)を利用できます。Visual LANSA Web開発(Visual LANSA IDE)は、Microsoft Azure Marketplaceで利用できます。Windows上のLANSAスケーラブルライセンス(LANSA Web Applications)はMicrosoft Azure Marketplaceに間もなく登場します。
  • LANSA Integratorは多くの機能が強化されています。HashServiceのHMACサポート、公開キーとユーザー/パスワードによるSFTPServiceの二重認証、SpoolFile マネージャーとデータベースマネージャーのKerberos認証サポート、READONLYモードなどのExcelServiceパフォーマンスの改善などが含まれています。

新しいバージョンV14 SP1のインストール、既存のV14のSP1へのアップグレード、既存のV13システム(サービスパックの有無にかかわらず)のV14 SP1へのアップグレードが可能です。

LANSA V14では、Webベースのアプリケーションの開発に、デスクトップ(リッチクライアント)アプリケーションの開発に使用されるのと同じRDMLX構文を使用できるようになる、新しいWeb機能が導入されています。これらのアプリケーションはVisual LANSAで全てをコーディングでき、HTML、JavaScript、Cascading Style Sheets(CSS)などの一般的に必要になるWeb開発コーディングについての知識は必要ありません。

LANSAベースのWebアプリケーションは、データベースアクセス用のサーバーへの呼び出しと、必要に応じて特定のサーバー機能を実行する以外は、ほとんどがブラウザーで実行されるようになりました。アプリケーションは、Visual LANSA統合開発環境、WYSIWYGデザイナ、LANSAが提供するビジュアルコントロールを使用して、RDMLXで全てを記述することができます。LANSAを使用したWebアプリケーションの開発と保守はこれまでになく簡単になりました。

Visual LANSAには、新しいWeb機能を使用してRDMLXで書かれた多数のサンプルアプリケーションが提供されています。これらは、Visual LANSA統合開発環境内のホームページからアクセスできます。

VLF Oneは、より現代的なルック・アンド・フィールを備えた次世代のVisual LANSAフレームワークです。新しいバージョンではHTML5の機能を活用し、新しく強力なVisual LANSA Web機能を使用しています。これらには、幅広いデバイスにわたるサイズ変化とスクロール機能で、読み込みとナビゲーションが容易なレスポンシブデザインが含まれています。

LANSAは、Visual LANSAのクラウドでの開発と実行の両方の環境を提供します。Visual LANSA開発環境Webアプリケーションフレームワークはクラウドでの開発用で、LANSAスケーラブルライセンスはクラウドでの実行用です。

開発者は、Visual LANSA開発環境Webアプリケーションフレームワークを使用して、Web、デスクトップ、モバイルアプリケーションを含むVisual LANSAでサポートされるすべてのタイプのアプリケーションを構築できます。

LANSAスケーラブルライセンスは、Amazon Web Services(AWS)上でLANSAランタイムスタックを作成するための基盤になります。Amazon Machine Image(AMI)は、LANSAユーザーがVisual LANSAを使用して構築したアプリケーションを実行するために設計されています。顧客はランタイムスタックを使用して、LANSA Webアプリケーション、Visual LANSAフレームワークアプリケーション、LANSA Integrator、またはこれらの製品の組み合わせをクラウドで実行することができます。

製品は AWSマーケットプレイスで利用可能です。

App StoreからダウンロードできるLANSA Mobile Appは、LANSA Web開発者が現在のWebスキルを使用してハイブリッドモバイルアプリケーションの構築を可能にするものです。

LANSA Mobile Appコンテナーは、Visual LANSA WebおよびWAMアプリケーション用のクライアント側ハードウェア、データベースおよびファイルシステム(GPS、カメラ、外部スキャナー及びローカルSQLデータベース)へのアクセスを提供します。これらはすべて、Visual LANSA WebアプリケーションのウィジェットとWAMアプリケーションのWebletを介してアクセスできます。

LANSA Mobile Appは、複数のLANSA Webセッション、ドキュメントビュー、その他のWebページを同時にホストできます。全てのWebページはLONGRANGE API の全ての機能にアクセスすることが可能です。