LANSA for iSeries Hot Fix - HF873011
Date: 2014-02-06
製品 | LANSA for iSeries |
バージョン | 12SP1 |
前提条件 | IBMがサポートしているIBM i operating systems |
関連製品 | LANSA for iSeries |
最終配布 | 次のEPC、または次のリリースバージョン |
アクション | HF873011.ZIPをダウンロードし、下記の方法にて、IBM i保管ファイルをIBMiにロードしてください。 |
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説明
LANSA製品を修正するためのHotfix
IBM i コンポーネント:
オブジェクト名 |
オブジェクトタイプ |
ライブラリー |
X_DBM | *SRVPGM | LANSA program library |
HF873011.ZIP に含まれるもの:
- IBM i 保管ファイル - HF873011.savf
- ドキュメンテーション - HF873011.htm
IBM iへ適用するための必要条件
- これらの指示は経験豊富なLANSAとIBMのiユーザのために簡略化されています。 あなたがインストールによる支援を必要とするなら、FIXはあなたの地域のLANSAサポートに連絡してください。
- 上記にリストアップされた全てのオブジェクトのバックアップを取ってください。
- Hotfix を適用する前に、LANSA システムを使用していない状態にする必要があります。
- リスナージョブ、ホストモニターを終了してください。 Web サーバーを終了し、 LANSA for the Web のクリーンアップ プログラムを実行してください。
- QSECOFR、QSECOFR グループ、*ALLOBJ と *SECADM 特殊権限のあるユーザープロファイルでサインオンしてください。サインオン後、ジョブのCCSIDが5035であることをご確認ください。
- IBM i のシステム値 QFRCCVNRST が '0' または '1'であること。
- IBM i に、最新の IBM i PTF が適用されていること。
- IBM i が V5R4M0の 場合、保管ファイルを復元するまでに、次のPTFを適用する必要があります。
- MF40520, delayed PTF to be applied at IPL.
- S127294, apply immediate or delayed
ZIPファイルのダウンロード
- お使いのPCにZIPファイルをダウンロードします。
- 普段お使いの解凍ツールを使用して、 PCの任意のディレクトリーにファイルを解凍します。
例:
UNZIP HF873011.ZIP
方法1 - PCからIBM iサーバーへの保管ファイルを転送する方法
- FTP経由で保管ファイルをIBM iサーバーへ転送します。 IBM i FTPサーバが実行中であることを確認してください。コマンドSTRTCPSVR *FTPを実行することによって、FTPサーバを始めることができますが、コマンドを使用する権限がなければなりません。
- PC上で、コマンドプロンプトを開始します。
- 解凍された保管ファイルを含めるディレクトリに変更します。
- IBM iサーバーへFTPを開始し、次の単語を置き換えて、以下のコマンドを発行することにより、保管ファイルを転送してください。
[host-system], [user-profile], [password]をお使いの環境に適切な値に置き換えてください。
FTP [host-system]
[user-profile]
[password]
quote site namefmt 1
cd /QSYS.LIB/QGPL.LIB
bin
prompt
put HF873011.savf
quit
方法2 - IFS ファイルシステム経由で、IBM i サーバーへ保管ファイルを転送する方法
- 解凍した HF873011.savf を IFS ディレクトリーにコピーします。 例:/temp
- IFS上のストリームファイルをIBM iの保管ファイルへコピーするために、CPYFRMSTMF コマンドを使用します。
CPYFRMSTMF FROMSTMF('/temp/HF873011.savf') TOMBR('/qsys.lib/qgpl.lib/HF873011.file') MBROPT(*REPLACE)
HF873011 のインストール
- QTEMPライブラリーに保管ファイル内の全てのオブジェクトを復元するために、以下のIBM iコマンドを実行します。
RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(QTEMP) DEV(*SAVF) SAVF(QGPL/HF873011) RSTLIB(QTEMP)
- ライブラリーリストの先頭にQTEMPを配置します。
RMVLIBLE QTEMP
ADDLIBLE QTEMP
- 以下のように、QTEMPライブラリーから LOADFIX コマンドを実行します。
LOADFIX PCHNUM(HF873011) SELECT(LANSA_SYSTEM) PGMLIB([PGMLIB])
意味:
PCHNUM は、このHotfixの番号です。
SELECT は、このHotfixを適用するLANSA製品の名前です。
LANSA_SYSTEM は LANSAの開発環境を意味します。
LANSA_WEB_SERVER は LANSA Web サーバー を意味します。
PGMLIB は LANSA プログラムライブラリーの名前です。これは、SELECT = LANSA_SYSTEM のときに有効な値です。
ADMLIB は LANSA Web サーバーライブラリーの名前です。これは、SELECT = LANSA_WEB_SERVER のときに有効な値です。
注意事項: バックアップの保管ファイルが [PGMLIB] ライブラリーに作成されます。保管ファイルの名前は HF873011xx となります。
この保管ファイルは、次のEPCアップグレートの時に削除されます。
クリーンアップ
- QGPLライブラリーから、保管ファイル(HF873011)を削除します。
DLTF QGPL/HF873011
- 方法2 を使用した場合は、IFSからストリームファイル(/temp/HF873011.savf)を削除します。
DEL OBJLNK('/temp/HF873011.savf')