LANSA V14 のライセンス トラブルシューティング
日付: 2019 年 7 月
LANSA V14 SP2 EPC142050
受領した LANSA ライセンスは、LANSA サーバー/ランタイム ライセンスコード または LANSA 開発ライセンスファイルのいずれかです。
注: LANSA 開発ライセンス は V14 SP2 の EPC142050 で導入され、このEPC以前に使用されていたサードパーティのソフトウェアキーライセンスと置き換えられました。
ライセンスタイプの選択
ライセンスの問題が発生している ラインセンスタイプ/オペレーティングシステム の組み合わせをクリックしてください。
サーバーライセンスコード
このタイプの LANSA ライセンスは一般的にサーバーライセンスに適用されます。たとえば、 LXX (スーパーサーバー), DEV (IBM i 開発), CLT (LANSA クライアント), WEB (Web 実行)などです。サーバーライセンスには、LANSA ライセンス担当より受領したライセンスコードをお使いの LANSA システムに追加する作業も含まれます。
- それには、Windows 上の LANSA フォルダにある、サーバーライセンスの定義ユーティリティを使用します。
- IBM i 上では、QCMD で <pgmlib>/LANSA LICENSE コマンドを使用します。
注意:受け取られたライセンスは、リクエストした CPU に対してのみ有効です。
ライセンスを受け取った email にどのライセンスタイプを受け取ったかが記述してあります。 サーバーライセンスコード についている文章は以下のようなものになります。
- Attached please find ...
- Server license - x_lic_170A_1DD2557A_0_0000077395.xml
LANSA 開発ライセンスファイル (リモートライセンスサーバーを含む)
LANSA 開発ライセンスは Visual LANSA IDE を起動するのに必要となります。有効な LANSA 開発ライセンスがないと、ライセンスエラーがログイン時に生成されます。このライセンスを適用すると、LANSA 開発ライセンスマネージャが導入され、保存したライセンスファイルの場所を指定してライセンスマネージャ内でそのライセンスを適用します。
注:受け取られたライセンスは、リクエストした CPU に対してのみ有効です。
ライセンスを受け取った email にどのライセンスタイプを受け取ったかが記述してあります。 LANSA 開発ライセンスファイル についている文章は以下のようなものになります。
- Attached please find ...
- Key license - LICENSES_170A_1DD2557A_0000239495.DAT
For Model:170A Serial:1DD2557A
サーバーライセンスコード - Windows
LANSA ライセンスの問題が発生するとしたら、以下の2つの場合になります。1つ目はライセンスを適用する際、2つ目はランタイム、ライセンスを必要とする LANSA 製品/機能を実行した際です。以下のチェックリストには、両方の場合を含んでいます。
- 問題のライセンスコードは、LANSA ライセンスの機能で有効であると表示されていますか?サーバーライセンスの定義 機能を開きます。この機能は、Visual LANSA フォルダの構成/管理フォルダにあります。適用済のタブシートでライセンスコードを確認し、ライセンスが表示され有効であることを確認します。 適用された全てのライセンスは有効であっても無効であっても期限切れであっても表示されます。記述の欄を確認することで、どの LANSA 製品・機能がそのライセンスによって参照されているかを確認することができます。
- 問題のライセンスコードが一覧に表示されていない場合には、まだ適用されていないのかもしれません。ライセンスの追加の画面にて、全て適用 または 選択して適用ボタンをクリックしましたか?ライセンスの適用について、LANSA V14 以上へのライセンスの適用 の手順を再度ご確認ください。
- ライセンスコードが一覧に表示されているが無効または期限切れの場合には、新しいライセンスを弊社ライセンス担当にリクエストください。
注:V14のLANSA ライセンス の画面では、ライセンスコード、ライセンスの記述、及び有効か有効でないか、またシート数に基づくライセンスの場合には何シート分ライセンスされているか、が表示されます。予定の期間及びシート数(シート数ベースの場合)に対してライセンスが有効か確認してください。注意:LANSA はリクエストされたライセンスコードが見つかるまで順番にライセンスを読んでいきます。同じライセンスコードに対して、有効なライセンスの上に無効または期限切れのライセンスがないようにしてください。もし無効または期限切れのライセンスコードが先に見つかった場合には、ライセンスエラーが生成されます。ライセンス保守及びライセンスがあるかどうかによって発生するライセンスエラーを防ぐために、無効または期限切れのライセンスは定期的に削除してください。削除したいライセンスをクリックし、選択を削除ボタンをクリックすることで削除することができます。 - もし適用済の画面に全く何のライセンスも表示されていない場合には、 暗号化されたライセンスファイルが見つからない、もしくは壊れている可能性があります。V14 の暗号化されたライセンスファイルは、x_lic_<モデル>_<CPU名>.licの形式になっています。LANSA V14 以上へのライセンスの適用の手順に従い、LANSA ライセンス担当より送られた XML ファイルから、全てのライセンスを再度適用してください。注:期限切れのライセンスは適用のボタンが使用不可となり、再適用することはできません。
- 有効なライセンスの XML ファイルがもうない場合、弊社まで再発行を依頼してください。
- もし期限切れのライセンスがある場合には、有効なライセンスを取得するために、弊社にご連絡ください。
- PC 上に複数の Visual LANSA V14 構成がある場合には、適用された全てのライセンスは全ての構成のライセンス機能に表示されます。一つの構成にライセンスを適用すると、集中ライセンスロケーションが作成され、全ての構成からアクセス可能となります。一つの V14 構成のライセンス機能からは一覧できるのに、同じ PC のほかの環境からは一覧できないような場合には、弊社までお問い合わせください。
- いくつかのサーバーライセンス(たとえば、LANSA クライアント CLT コード)は、初期化するために LANSA リスナーの停止と再起動が必要となります。ライセンスコードを入力する前に、LANSA リスナー (LCONNECT サービス)を停止しましたか?ライセンスコードを入力した後に、LANSA リスナー (LCONNECT サービス)を再起動しましたか?
- 実行している製品または機能の正しいライセンスがありますか?例えば、 Windows サーバー及び IBM i サーバーに対し LANSA スーパーサーバー アプリケーションを実行するには、サーバー側に LXX (またはシートベースの場合は同等のもの)が必要となります。
- シートベースのライセンスをお持ちの場合には、使用可能なシート数を超えていませんか?
- 適用しようとしているライセンスの取得のために x_cpu 詳細を生成してから、CPU 詳細が変更になっていませんか?例えば OS のサービスパックを適用したり、新しいネットワークカードをインストールしたりすると、 CPU 詳細に影響を与えます。これらの場合、サーバーライセンスの機能では、既存のライセンスが無効と表示されます。
- その他の考えられる事象について詳しくは、LANSA Webサイトのサポートセクションに記載してあります。
- もし複数のネットワークカードがある PC にライセンスを適用する場合には、特別な考慮事項を参照してください。
サーバーライセンスコード - IBM i
- LANSA のライセンス機能にアクセスするには、QSECOFR または LANSA システム所有者にて IBM i にログインする必要があります。
- もし F6 Add/Create オプションや F22 Delete オプションが表示されない場合には、可能性のある原因を把握するために、画面上のメッセージを確認してください。
- IBM i に LANSA が複数バージョンある場合には、正しい LANSA システムにライセンスコードを適用するようにしてください。 ヒント: ライセンスを適用したいシステムのプログラムライブラリを LANSA ライセンスコマンドに指定してください。例)MYPGMLIB/LANSA LICENSE
- V14のLANSA ライセンス の画面では、ライセンスコード、ライセンスの記述、及び有効か有効でないか、またシート数に基づくライセンスの場合には何シート分ライセンスされているか、が表示されます。予定の期間及びシート数(シート数ベースの場合)に対してライセンスが有効か確認してください。注意:LANSA はリクエストされたライセンスコードが見つかるまで順番にライセンスを読んでいきます。同じライセンスコードに対して、有効なライセンスの上に無効または期限切れのライセンスがないようにしてください。もし無効または期限切れのライセンスコードが先に見つかった場合には、ライセンスエラーが生成されます。ライセンス保守及びライセンスがあるかどうかによって発生するライセンスエラーを防ぐために、無効または期限切れのライセンスは定期的に削除オプション (F22) を使用して削除してください。
- 実行している製品または機能の正しいライセンスがありますか?例えば、 Windows サーバー及び IBM i サーバーに対し LANSA スーパーサーバー アプリケーションを実行するには、サーバー側に LXX (またはシートベースの場合は同等のもの)が必要となります。
- シートベースのライセンスをお持ちの場合には、使用可能なシート数を超えていませんか?
- その他の考えられる事象について詳しくは、LANSA Webサイトのサポートセクションに記載してあります。
LANSA 開発ライセンスファイル - Windows
注: Windows の LANSA 開発ライセンスファイルは Visual LANSA 開発環境のライセンスに使用することができます。
チェックすべきこと:
- ライセンスファイルは名前の形式になっていますか?正しい名前はlicense.datです。
- ライセンスはローカル モードに設定されていますか?ライセンスサーバーがローカルに設定されているか、LANSA 開発ライセンススタジオを確認してください。LANSA 開発ライセンススタジオには適用されたライセンスも表示されているはずです。VLW ライセンスがあることを確認してください。開始日と終了日を確認し、状態が有効であることを確認してください。
- 適用しようとしているライセンスの取得のために x_cpu 詳細を生成してから、CPU 詳細が変更になっている可能性があります。ライセンスは提供された CPU 詳細に対して生成されます。OS のサービスパックを適用したり、新しいネットワークカードをインストールしたりすると、 CPU 詳細に影響を与えます。もし疑わしい場合には、LANSA 開発ライセンスマネージャから x_cpu 詳細を再生成し、弊社ライセンス担当に送付して、交換のライセンスを依頼してください。
- LANSA システムに EPC142050 を適用しましたか?製品情報のオプションから確認することができます。このオプションは IDE のヘルプメニューからアクセスできます。新しい LANSA 開発ライセンスには、お使いの V14 SP2 Visual LANSAシステムに EPC142050 を適用することが必要です。最新の LANSA EPC に関しては、 EPC ダウンロードサイトを確認してください。
- 特に明らかな理由が見つからない場合には、ログファイルを生成して弊社までお問い合わせください。ログファイルは以下の手順で生成できます。
- LSIDELOG という Windows 環境変数を作成し、ロケーションを設定します(ロケーションはすでに存在する必要があります)。例) LSIDELOG=c:\temp\ide.log
- Visual LANSA を起動します。ライセンスエラーが発生したら、LSIDELOG=に設定したロケーションに移動し、生成された ide.log ファイルを弊社まで送付ください。
- その他の考えられる事象について詳しくは、LANSA Webサイトのサポートセクションに記載してあります。
- 複数のネットワークカードを持つ PC にライセンスを適用しようとしていますか?その場合には、特別な考慮事項を参照してください。
LANSA 開発ライセンスサーバー - Windows
注:ライセンスサーバーは、Visual LANSA 開発環境にライセンスを与えるために、Windows でのみ使用することができます。
チェックすべきこと:
- LANSA 開発ライセンスサーバーとして挙げられた CPU から x_cpu 詳細を取得する必要があります。また、これがライセンスを適用する先の CPU です。
- ライセンスファイルは名前の形式になっていますか?正しい名前はlicense.datです。
- ライセンスサーバーは、専用の ホスト名の値がセットされていますか (PC 名または IP アドレス)?ライセンスサーバにホスト名がセットされているか、ホスト名が正しいかを LANSA 開発ライセンススタジオで確認してください。ホスト名はコンピューター名です。代わりに IP アドレスを使用することもできます。この値が正しいかどうか、ネットワーク管理者にご確認ください。
- LANSA 開発ライセンススタジオには適用されたライセンスも表示されているはずです。VLN ライセンスがあることを確認してください。開始日と終了日、シート数を確認し、状態が有効であることを確認してください。
- ライセンスサーバーのために x_cpu 詳細を生成してから、CPU 詳細が変更になっていませんか?例えば OS のサービスパックを適用したり、新しいネットワークカードをインストールしたりすると、 CPU 詳細に影響を与えます。もし疑わしい場合には、LANSA 開発ライセンスマネージャから x_cpu 詳細を再生成し、弊社ライセンス担当に送付して、交換のライセンスを依頼してください。
- VLN ライセンスはシートベースです。ライセンスが他の開発者によって全て使用中です、のメッセージが表示される場合には、追加のシートを取得することを検討する必要があります。
- LANSA システムに EPC142050 を適用しましたか?製品情報のオプションから確認することができます。このオプションは IDE のヘルプメニューからアクセスできます。新しい LANSA 開発ライセンスには、お使いの V14 SP2 Visual LANSAシステムに EPC142050 を適用することが必要です。最新の LANSA EPC に関しては、 EPC ダウンロードサイトを確認してください。
- 特に明らかな理由が見つからない場合には、ログファイルを生成して弊社までお問い合わせください。ログファイルは以下の手順で生成できます。
- LSIDELOG という Windows 環境変数を作成し、ロケーションを設定します(ロケーションはすでに存在する必要があります)。例) LSIDELOG=c:\temp\ide.log
- Visual LANSA を起動します。ライセンスエラーが発生したら、LSIDELOG=に設定したロケーションに移動し、生成された ide.log ファイルを弊社まで送付ください。
- その他の考えられる事象について詳しくは、LANSA Webサイトのサポートセクションに記載してあります。
- 複数のネットワークカードを持つ PC にライセンスを適用しようとしていますか?その場合には、特別な考慮事項を参照してください。
特別な考慮事項
複数のネットワークカードがある PC 上にて x_cpu.exe を実行する場合、x_cpu ユーティリティは複数のカードが存在することを認識し、ユーザーにどちらが「優先のネットワークカード」かを選択するようリクエストします。このネットワークカードは LANSA ライセンス(LANSA 開発ライセンス及びサーバーランタイムコードのいずれも)の際に常に存在している必要があります。この優先のネットワークカードが使用できないと、この PC 上での LANSA ライセンスも使用できません。
© 2019 LANSA