Beacon Insurance、顧客向けにモバイルによるポートフォリオへのアクセスを提供
私達はお客様の過去から現在に至る、保険契約や支払請求、見積書について、あらゆる角度で眺めることができます。
かつて、2011年に、Beacon Insurance
Company (以下、Beacon)は、顧客がどのように革新的な技術を使用することでビジョンに集中するかを実証し、完全な可視性の実現や文書の進捗管理によって、組織構造を再構築するなど、組織で取り組んだことで、結果的に、顧客サービスが向上し、劇的な節約につながりました。
さらに最近では、Beaconは、モバイルアプリやWebポータルを通じてポートフォリオとやりとりをするための機能を顧客に提供することのできる、カリブ海で最初の保険会社となりました。
LANSAプロフェッショナル・サービスとLANSAの技術製品は、これらのプロジェクトにおいて大きな役割を果たしました。
Beaconは、従業員数の若干増で、過去5年間で規模がほぼ2倍近く大きくなっています。技術革新と卓越性は、Beaconの経営とブランド戦略にとって重要なものです。LANSAは、Beaconにおける、今後も繁栄を続ける為の一部であることを誇りに思っています。
ワークフロー、モダナイゼーションそして統合
Beaconは、トリニダード・トバゴの首都である、ポートオブスペインに本社があり、トバゴ、バルバドス、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー·ネイビス、セントルシア、セントヴィンセントにまたがる、支店および代理店のネットワークを持っています。Beaconは、不動産、自動車、事故・災害、貨物海上保険・船体、エンジニアリング、債券、および団体保険および従業員給付といった、主要な保険に関するラインの全てを引き受けています。
Beaconの基幹の保険契約管理システムは、CSC (Computer Sciences Corporation.) がサポートする保険業界向けのソフトウェアソリューションである、Insure/90を使用しています。
2011年に、Beaconは、ビジネスを行うための、より効率的かつ、お客様中心の方法に移行しました。それまでは、製品や部門が固定化された階層的なものであったために、お客様はいくつかの窓口に連絡をし、状況を複数回説明しなければならないことを意味していました。
当初、導入していたInsure/90には、タイムラインを測定するためのワークフロー機能も、複数の部門にまたがっているタスクを効率的に管理するための機能も持ちあわせていなかったために、Beaconにとって、それらがネックになっていました。
Beaconは、Insure/90のシステムの完全な入れ替えを含む、様々なオプションを分析したが、「リスク大、コストも高すぎて、タイムラインが長すぎる」と、BeaconのCOOであるChristopher Woodhams氏は説明しました。もう一つ考慮すべきこととして、Insure/90と平行して、ワークフロー管理システムのパッケージを実行していることでした。しかし、そのワークフローソリューションが、異なる技術を必要とするプラットフォームがベースになっているために、2つのシステムを統合することは、データの二重化や同期を継続して管理する必要があることで、困難かつ費用の掛かるものになっていたでしょう。
Beaconは、詳細なリサーチの後、LANSAがビジネス要件に対して深い理解があることを理由に、技術パートナーとしてLANSAプロフェッショナルサービスを選択しました。Insure/90とのネイティブな統合や、データ変換を必要としない、導入リスクが低いという点から、LANSAのモダナイゼーションやワークフロー、統合製品を選択しました。その結果として得られたソリューションには以下のものが含まれています：
- LANSAのワークフロー·エンジンを使用した、to-doリスト、待ち時間のエスカレーションおよび性能測定基準のサポート。
- Visual LANSAとRAMPを使用した、モダナイズされたInsure/90のプログラムと最新の機能とが統合された、Windowsベースのフレームワーク
- LANSA Integratorによる、PDFドキュメントの生成、WebサービスやXML統合
「Beaconにとって、そのソリューションが、迅速化、そしてより効果的なサービスの提供といった、飛躍的な効率を実現するのに役に立ちました。私達は、複数部門にわたるワークフローを合理化することにより、今や、お客様相談窓口で、お客様の過去から現在に至る、保険契約や支払請求、見積書について、あらゆる角度で眺めることができます。」とWoodhams氏は話しています。
詳細についてはこちらをご覧ください。
私達はお客様の過去から現在に至る、保険契約や支払請求、見積書について、あらゆる角度で眺めることができます。
サードパーティーへのシステム公開の準備が完了
私達は全ての部門、地域に対してLANSAのワークフローの管理やモダナイズされたプラットフォームを展開後、サードパーティーに対して私達の情報システムの公開する準備をしました。」とWoodhams氏は話しています。
Woodhams氏にとって、Beaconの情報システムが共有・公開にむけて準備することに決定する上でキーとなった基準は以下の通りです：
- 構造化されたプロセス上で見積書を自動的に追跡
- 合理化された引き受けにかかるプロセスによって、サービスにかかる時間を改善
- PDFドキュメントの生成やデジタル署名をによる一貫性
- 業務のペーパーレス化による説明責任と可視性
- 標準文書や手続きによるプロフェッショナリズム
Woodhams氏は次のように話しています。「私達は効率において高いレベルに達していると確信しており、私達の情報システムはパートナーやお客様に対して共有する準備ができており、透明性のあるものになっています。」「2013年までに、カリブ海地域のほとんどは法律で電子取引をカバーできる環境が整っていたことにより、私達はデジタルによる技術革新をしっかりととらえることができ、また、今では、LANSAとともに、Webポータルサイトやモバイルアプリを通じてお客様にとって直接的に技術面でプラスになるような、良い位置にいることができています。」とWoodhams氏は説明しています。
私達は、LANSAとともに、お客様にとって直接的に技術面でプラスになるような、良い位置にいることができています。
保険のポータルサイトとモバイルアプリ
第一段階として、Beaconは、保険契約者が自身の保険のポートフォリオへ直接アクセスできるようにして、オンラインによる見積書や補償を得るための機能を幅広く提供したいと考えました。
Beaconが以前行っていたプロジェクトと同様に、LANSAプロフェッショナルサービスは、Beaconのマーケティングやテクニカルチームと密接に連携し、モバイルアプリやWebポータルサイトのプロジェクトで重要な役割を果たしていました。ビジョンを作る機能と技術的な要件を確立し、完全なライフサイクル全体でのプロジェクトを管理するためのビーコンのマーケティングおよび技術チームと密接に連携し、モバイルアプリやWebポータルプロジェクトで重要な役割を果たしました。
モバイルアプリおよびWebポータルサイト向けにデザインされた機能には以下が含まれています：
- 保険契約情報へのアクセス
- 保険契約の更新
- 支払請求の送信および追跡
- Beacon Rescue (自動車および家庭での事故のチェックリスト)
- ロードサイドサービス
- 安全確実な保険料の支払
- 保険契約証書の入手
- 見積書の入手
Beacon Rescueの特徴として評判がよいのは、さもなければ簡単に忘れてしまいそうな全ての工程を通じて、事故を起こした後で気が動転しているかもしれないお客様をガイドするところです。事故の日時、他のドライバーのナンバープレートや保険証券の写真のアップロード、目撃者の連絡先の詳細や事故のタイプ、事故報告書の記録、事故の写真のアップロード、最終的には警察の調書のコピーのアップロードが含まれています。そして、もちろん支払請求を提出することも可能です。お客様は、モバイルアプリの事故現場でのプロセスを開始し、必要に応じて、Web上で後でクレームを確定することができます。お客様は、モバイルアプリで事故現場で手続きを開始することができ、また必要に応じて、Webから後で支払請求を確定させることも可能です。
Beacon Buddyとよばれるモバイルアプリは、Googleが開発した AngularJSというJavaScriptフレームワークと組み合わせて、LANSAのモバイル開発ツールであるLongRangeを使用して実現しました。LongRangeでは、ネイティブアプリの開発を提供していますが、ハイブリッド/コンテナのようなWebビューも提供しています。Beacon Buddyでは、Angular JS Framework はLongRangeのWebビューの内部で使用されています。Beacon Buddyは、Apple、AndroidやBlackberryのアプリストアから入手可能です。
AngularJSというJavaScriptフレームワークと組み合わせて、Visual LANSA WAM（Webアプリケーションモジュール）で開発されたのが、AboutYouと呼ばれるWebソリューションです。
保険料率の評価エンジンと通信したり、追跡調査のために、提出された支払請求やセルフサービスによる見積書をLANSAのワークフローエンジンに入力するといった、必要なWebサービスを消費し公開するために、LANSA Integratorが使用されています。
「技術的に進んでいることは、Beaconにとって、ブランドイメージの一部です。ブランドとして、モバイルアプリやWebポータルサイトに対して敬意を表しています。私達は、一番を目指し、そして、ポートフォリオへのモバイルやWebによるアクセスをお客様に提供することのできる、カリブ海で最初の保険会社となりました。LANSAは、その実現に向けて手助けしてくれました。一番になるということは重要なことであり、重大な広告キャンペーンの鍵になるのです。」とWoodhams氏は説明しています。
私達は、モバイルアプリを提供する、カリブ海で最初の保険会社となりました。LANSAは、その実現に向けて手助けしてくれました。
最後に
LANSAプロフェッショナルサービスは、経営面、技術面のコンサルティングや、ワークフロー、モダナイゼーション、統合プロジェクト、より最近ではWebポータルサイトやモバイルのプロジェクトといった実際の開発作業などを実施しました。
「LANSAチームは、私達のビジネスユーザー、上級管理職およびマーケティングチームと密接に協力し、ビジョンや機能の重要な部分を形作るのに役立っっています。LANSAは、私達のビジネスを明確に理解し、目標を達成する上で何が必要なものなのかに対する多くのアイディアとともに取り組んでくれています。私達の関係性は非常に生産的なものです。LANSAチームが私達のプロジェクトを成功に導くことに熱心に取り組んでいたことを、当初から感じていました。」とWoodhams氏は話しています。
「私達は、飛躍的な効率を実現し、業務の合理化、そしてビジネスを成長させる上で、 LANSAの技術の革新的な使用が役に立ちました。私達は2011年以来、従業員の若干増で、規模がほぼ2倍近くになりました。第一に、Webポータルサイトやモバイルアプリは、私達のマーケティングにとって重要なものであったが、これらのソリューションもまた、100パーセント説明責任のある、そして透明性のあるものにするので、信頼の雰囲気を作り出していたのです。」と続けて、Woodhams氏は話しています。
Beaconが成長し続けるにつれ、それは、企業のミッションにおいてゆるぎないものです：
従業員やお客様に対し、人生の転機となる経験を提供するために、目標を達成し、思いやりをもってサービスを提供することを通じて、挫折からの回復の手助けをすることなのです。「この目標への追求が全ての消費につながっていて、社内の人間が持っている技術的な専門知識、関係性を構築するスキル、そして革新的な、お客様にフォーカスした技術の使用を有効に活用しています。」と、Woodhams氏は話を結びました。
「私達は、技術における継続的な改良を通じて、大きな利益を生み出しています。
これらの改善は、顧客体験を豊かにし、私達の関係性を深め、企業理念をサポートする、さまざまな分野の付加価値サービスを提供することを目指して強化されています。LANSAは、社内での業務のみならず、私達のお客様にも同様に、多大な影響をもたらしてくれています。」
私達は、LANSAチームが私達のプロジェクトを成功に導くことに熱心に取り組んでいたことを、当初から感じていました。
会社とシステムの情報
- The Beacon Insurance Company Ltd (以下、Beacon)は、トリニダード・トバゴの首都である、ポートオブスペインに本社があり、トバゴ、バルバドス、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー·ネイビス、セントルシア、セントヴィンセントにまたがる、支店および代理店のネットワークを持っています。Beaconは、不動産、自動車、事故・災害、貨物海上保険・船体、エンジニアリング、債券、および団体保険および従業員給付といった、主要な保険に関するラインの全てを引き受けています。
- Beaconは、CSC (Computer Sciences Corporation.) がサポートする保険業界向けのソフトウェアソリューションである、Insure/90を使用しています。
- 詳細は、Webサイト www.beacon.co.tt をご覧ください。