EPC141011
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“EPC141011” をダウンロード EPC141011.exe – 3 回のダウンロード – 243 MB
日付: 2017年1月
LANSA V14 SP1 の EPC141011
- VL Web の様々な修正
- V14 SP1 以降に出荷された全てのパッチ
製品 | Visual LANSA 及び LANSA/AD LANSA for the Web |
---|---|
バージョン | 14 |
前提条件 | V14 SP1 EPC141010 |
特記事項 | ユーザーアクション:EPC 適用後、Web コンポーネント(Web ページ、再利用可能パーツ、ウィジェット)を再コンパイルした場合、VL Web ランタイムのパフォーマンスの変更や改善を有効にするためには、javascript を生成する全てのコンポーネントを再コンパイルする必要があります。LANSA は互換性の問題を避けるため、この EPC の適用後、すべての Web アプリケーションを再コンパイルすることを推奨します。 バージョン14 の全ての Visual LANSA EPC には Windows 及び IBM iのシステムに適用されなくてはいけない更新が含まれています。(スタンドアロンの Visual LANSA 開発環境は Windows の更新のみ必要です。)両方の開発環境のアップグレードを行わないと、ホストモニターやスーパーサーバーのアプリケーションがオペレーション不能になります。開発環境のサーバー側/クライアント側の両方に EPC を適用せずにホストモニターやスーパーサーバー・アプリケーションを使用しようとすると、EPC ミスマッチエラーが発生します。 EPC を適用する各プラットフォームの LANSA 環境の全バックアップを取得してください。 |
IBM i 固有の特記事項 | IBM i に関するインストラクションは、IBM i についてのしっかりした知識があると処理がしやすいでしょう。 QSECOFR、QSECOFR グループ、*ALLOBJ と *SECADM 特殊権限のあるユーザープロファイルを使用してください。 EPC を適用する前に、Web サーバを終了して、LANSA for the Web クリーンアッププログラムを実行してください。 リスナー及びホストモニターがアクティブになっている場合は、終了させてください。 アップデートする LANSA システムで LANSA Integrator が使用されている場合は、終了させてください。 |
配布に関する注意事項 | この EPC は以前のバージョンのパッチとして配布することはできません。新しいバージョンのパッケージを作成する必要があります。これは必須であり、無視すればビルドチェックエラーが発生します。 |
パッチ | 以下のパッチはこの EPC により置換されます: IBM i: HF141003 HF141004 HF141005 Windows: EPC141010HF_161021 EPC141010HF_161024 EPC141010HF_161028 EPC141010HF_161101 EPC141010HF_161103 EPC141010HF_161104 EPC141010HF_161108 EPC141010HF_161109 |
EPC をインストールする手順
EPC141011 には、IBM i のマシン及び Windows のマシンにインストールされるべきソフトウェアが含まれています。 ここでは、提供されるアイテムの導入と使用方法を説明します。
- EPC141011.exe を Web サイトからダウンロードします。
- EPC141011.exe をダブルクリックして解凍します。以下のファイルが解凍されます。
- AllEPCs.exe – 複数の Windows EPC インストール実行ファイル
- AllEPCs.ini – AllEPCs コントロールファイル
- EPC141011 – IBM i 保管ファイル
- EPC141011w.exe – Windows 側 Visual LANSA インストール 実行ファイル
提供されるインストラクション:
変更の詳細
EPC141011 の変更点:
問題番号 | 説明 |
---|---|
0156069 | PRIM_LIST の機能拡張 1. ビジュアライゼーションを改善し、1000項目を迅速に追加することが可能に |
0156183 | 数値フィールドで 「.12」 の代わりに 「0.12」 を表示する方法 Windows 上でこの振る舞いを制御する 「先行ゼロの表示」のシステム設定が Web ページにも実装されました。 |
0156263 0156895 0157134 | ドロップダウンリストのフィールドビジュアライゼーションがついているフィールドで Changed イベントが3回起動する。 この不具合は修正されました |
0156941 | 覆い付きのプロンプターを開く際のリスト内のプロンプターの問題 リストが Show prompter = true のカラムを含んでおり、覆いのついたポップアップを表示するのにプロンプターを使用している場合、プロンプターが選択されたセルのすぐ下が覆いによってカバーされない。 この不具合は修正されました |
0156965 | 編集フィールドと文字リスト項目に右端での折り返しを追加 このEPCにてこの機能拡張が行われました |
0156974 0157137 0157203 | Chrome V53+ 上で実行するとオフラインのモバイルデモがクラッシュする この不具合は修正されました |
0156978 | リスト項目の MarginBottom/Top プロパティが動かない この不具合は修正されました |
0157024 | 非常に大きなクエリを Select_SQL で実行すると LANSA がクラッシュする(10,000 文字以上) この不具合は修正されました |
0157025 | リスト内にある文字列の後続ブランクがサーバーに送られる際に除去される この不具合は修正されました |
0157046 | ファンクションを RDMLX 対応にする際に DEFINE ステートメントが取り除かれる この不具合は修正されました |
0157058 | 読み取り専用の web リストが iOS 端末では入力可能となる この不具合は修正されました |
0157060 | カレンダーの日付をクリックすると Calendar changed イベントが2回起動する この不具合は修正されました |
0157062 | RDMLX で ウェブイベント *PROCESS が動かない この不具合は修正されました |
0157067 | ボタンカラムにスタイルを適用した場合、スタイルはカラムではなくボタンに適用されるべき この不具合は修正されました |
0157082 | Signed フィールドに省略値 *SQLNULL が設定されていると実行時にクラッシュする この不具合は修正されました |
0157094 | Prim_list に *NULL をセットできない (リスト内の全てのフィールドに null をセットする目的で) この不具合は修正されました |
0157096 0157112 | Prim_tile のデザインがブラウザのサイズ変更に対応しない この不具合は修正されました |
0157103 0157117 | Visual LANSA Web ページにて編集語が効かない 編集語のサポートが Visual LANSA Web ページにて未実装でした。実装され、Visual LANSA フォームでの動きと全く同じように動くようになりました。 |
0157105 | PRIM_LIST の動的に作成された項目がソートされない この不具合は修正されました |
0157107 | スクロールされたリストで Prim_List.ItemClick が動かない この不具合は修正されました |
0157109 0157069 0157114 | 項目が読み取り専用でない場合、PRIM_LIST.string の click イベントが動かない この不具合は修正されました |
0157110 | EPC141010 適用後、Current item の modified イベントが動かない この不具合は修正されました |
0157118 | リストの click イベントの間にコンポーネントに null を設定すると、ヌル参照エラーが発生する この不具合は修正されました |
0157123 | フィールドがブランクや null に設定されていると、ピックリストのビジュアライゼーションが完全にはリセットされない この不具合は修正されました |
0157145 | リストを横スクロールすると、リストの Clicked イベントが起動される場合がある この不具合は修正されました |
0157162 | フィールドに割り当てられる際に、除算の結果が切り捨てではなく四捨五入される この不具合は修正されました |
0157165 0157180 | PRIM_WEB.Json が正しく NULL 値を扱わない この不具合は修正されました |
0157167 | MSI Web パッケージが指定された区画を無視し、WEB 区画にインストールを行なう Webページのインポートが MSI の生成とインストールで無視されるようになりました。 |
0157169 | リストのセルとして稼働する再利用可能パーツにおいて、テキストの色が無視される この不具合は修正されました |
0157172 | 幅を Fit にセットしたリストを使用する際にパフォーマンスの問題が発生する この不具合は修正されました |
0157177 0157336 | 入力フィールドまたは読み取り専用可能エリアをクリックすると浮動パネルが動く この不具合は修正されました |
0157178 | マウスオーバーされるまでの間に、リストのセルにてスタイルがクリアされる問題 この不具合は修正されました |
0157196 | コンテンツに合わせたサイズのタイルのリスト使用時のパフォーマンスの問題 この不具合は修正されました |
0157212 | tabstop が false に設定してあるにもかかわらず、リストがタブフォーカスになる この不具合は修正されました |
0157223 | リスト行のチェックボックス項目のボタンの状態を更新すると、UPD_ENTRY が動かなくなる カラムコンポーネントの CurrentItem を使用して PRIM_LIST のセルを更新すると、それ以降の UPD_ENTRY コマンドによってその行の他のセルが 更新されなくなります。 この不具合は修正されました |
0157243 | iOS で ThemeDrawStyle を使用するとデータ値がトリミングされる この不具合は修正されました |
0157256 | EPC141010 適用後、Candle.exe で配布ツールのパッケージ生成が失敗する この不具合は修正されました |
0157274 | 以前の配布ツールリリース番号のバージョンに対してパッチを生成できない 以前のビルド番号もしくは配布ツールのリリース番号のバージョンに対してはパッチを作成できません。これにより実行時に互換性があることを保証します。 |
0157326 | EPC141010 レベルにおいて、マウスボタンが解放されたことをウィジェットが認識しない この不具合は修正されました |
0157333 | 配布ツールの選択画面においてファンクションやプロセスが強調表示されるようになりました。 選択されたファンクションやプロセスは強調され、削除やクロスリファレンスの処理がしやすくなりました。これまでは、わかりやすく強調表示はされていませんでした。 |
影響があるオブジェクト
Windows コンポーネント:
オブジェクト名 | オブジェクト・タイプ |
---|---|
DatabaseSupport.txt | \lansa |
Lansa.Wix.CustomActions.dll | \lansa |
Lansa.Wix.Projects.dll | \lansa |
liio.dll | \lansa |
liiy.dll | \lansa |
x_base.dll | \lansa |
x_Cbc1.dll | \lansa |
x_Cbv1.dll | \lansa |
x_Cbv2.dll | \lansa |
x_lpc.dll | \lansa |
x_prim.dll | \lansa |
x_res.dll | \lansa |
x_rdrcbv140.dll | \lansa |
x_rdrcbv240.dll | \lansa |
x_rdrvo40.dll | \lansa |
x_wpf40.dll | \lansa |
x_wpfcbv140.dll | \lansa |
x_wpfcbv240.dll | \lansa |
x_wpfcbv340.dll | \lansa |
lxxbdf.asc | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK |
xdeptments.dat | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\data |
xemployee.dat | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\data |
xemployeen*.* | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\data |
xsusracc.dat | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\data |
lxx*.asc | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\Internal |
xdeptments.ctd | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\source |
xemployee.ctd | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\source |
xemployeen.ctd | \lansa\imports\std_data\X_PKGWRK\1.0.0\Build\source |
lxxbdf.asc | \lansa\imports\std_file\X_PKGWRK |
lxx*.asc | \lansa\imports\std_file\X_PKGWRK\1.0.0\Build\Internal |
lxx*.del | \lansa\imports\std_file\X_PKGWRK\1.0.0\Build\Internal |
lxxfdb.asf | \lansa\imports\std_file\X_PKGWRK\1.0.0\Build\Internal |
Lansa.Wix.CustomActions.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
w3wsrvpgm.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
w3wsrvpgx.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_base.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_Cbc1.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_Cbv1.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_Cbv2.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_dbmms.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_lpc.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_prim.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_rdrcbv140.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_rdrcbv240.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_rdrvo40.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_wpf40.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_wpfcbv140.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_wpfcbv240.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_wpfcbv340.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
w3wsrvpgm.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
w3wsrvpgx.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_base.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_Cbc1.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_Cbv1.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_Cbv2.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_dbmms.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_lpc.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_prim.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_rdrcbv140.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_rdrcbv240.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_rdrvo40.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_wpf40.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_wpfcbv140.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_wpfcbv240.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_wpfcbv340.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
vlweb.dat | \X_WIN95\X_LANSA\web\vl |
*.* | \X_WIN95\X_LANSA\web\vl\lansa_14_1_11_1 |
IBM i コンポーネント:
オブジェクト名 | オブジェクト・タイプ | ライブラリ |
---|---|---|
W3XSVPGM | *SRVPGM | LANSA 通信ライブラリと Webサーバー |
W3XSVPGV | *SRVPGM | LANSA 通信ライブラリと Webサーバー |
W3XSVPGX | *SRVPGM | LANSA通信ライブラリ |
WEBINIT | *SAVF | LANSA プログラム ライブラリ |
X_BASE | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_COMP | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_DBG | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_DBM | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_PRIM | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_VAR | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
DC@P8602A | *PGM | LANSA プログラム ライブラリ |
インストール手順
特記事項 IBM i Power 5 ハードウェアをご使用の場合:ハードウェア変換のため、VLF保管ファイルからインポートする際、もしくは LANSA リスナーに最初に接続する際に遅延が発生する可能性があります。この変換は1回のみ発生します。
- QSECOFR、QSECOFR グループ、*ALLOBJ と *SECADM 特殊権限のあるユーザープロファイルでサインオンしてください。サインオン後、ジョブのCCSIDが5035であることをご確認ください。
- この EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダ、システム・ライブラリ、全ての LANSA IFS オブジェクト (LANSA_pgmlib/x_lansa) のバックアップを取得してください。
- EPC を適用する前に、LANSA システムのロックが必要です。リスナージョブ、ホストモニターを終了してください。 Web サーバーを終了し、 LANSA for the Web のクリーンアップ プログラムを実行してください。
- アクティブなユーザーを調べるには、LANSA iSeriesオブジェクトインストールガイドのアクティブ・ユーザーの確認方法 をご参照ください。
- IBM i 上の IFS フォルダ( 例: /LANSA_pgmlib/tmp/epc141011′ )へ、解凍された EPC141011 ファイルを移動してください。
- この EPC には、以下のオプションを使用してください。
- EPC のインストール元 = *IFS
- EPC の適用先 = FULL_LANSA_SYSTEM
- ジョブのライブラリ・リストにLANSAのプログラムライブラリを追加しなくてよいように、LOADEPC コマンドを実行する前に、以下のコマンドを実行してください。
CHGCMD CMD(pgmlib/LOADEPC) PGM(pgmlib/DC@LCP120) - LOADEPC コマンドを、以下のパラメータと共に実行してください。
pgmlib/LOADEPC と入力し、コマンド4 (F4)を押して、(バッチで実行可能な)コマンドのプロンプトを表示させます。
EPC 番号 … . . . . . . . . > 141011
EPC のインストール元 .. . . . . >*IFS
IFS パス及びオブジェクト名 .. . .例. /LANSA_pgmlib/tmp/epc141011EPCの適用先 .. . . . . FULL_LANSA_SYSTEM
LANSA プログラム・ライブラリ .. . . . pgmlib - DSPJOBLOG OUTPUT(*PRINT) と入力・実行し、LOADEPC コマンドが行ったジョブログの記録を保管してください。
- 以下のような場合には、インストールを開始する前に、サインオフし、再度サインオンします。
- この EPC を他の LANSA システムに適用する
- 同じ LANSA システムに違う EPC を適用する
- EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダと LANSA データベースのバックアップを取得しておくことをお勧めします。
- LANSA 開発環境の使用を中止し、現在実行中の全ての LANSA アプリケーションを停止します。
- AllEPCs.exe を右クリックし、"管理者として実行" を選択します。
- “セットアップ"ボタンを選択します。処理を進めたくない場合は、"キャンセル"を選択します。
- 複数の構成をインストールしている場合は、EPC を適用する構成を選択してください。
- PC を再起動するようにプロンプトが表示された場合は、 再起動してください。
- インストールされた EPC の詳細を確認するには、以下の手順に従ってください。
- LANSA にサインイン
- ヘルプメニューを選択
- 製品情報を選択
- インストール明細タブを選択
- インストール/EPC サマリーの項目を拡張表示
- 最新項目を確認