EPC141050
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日付: 2017年 9月
LANSA V14 SP1 の EPC141050
Visual LANSA フレームワーク の EPC141034
このEPCには、以下の内容が含まれます。
- RDMLX 拡張ライブラリの導入。最初のリリースには以下の機能が含まれます
- HTTP リクエスト(Web サービスの使用)
- JSON ハンドリング (パース および シリアル化)
- Visual LANSA フレームワーク (VLF) EPC141034 (詳細は こちらを参照)
- VLF の機能拡張に対応した Visual LANSA IDE の変更
- 様々な Web 関連の修正
- V14 SP1 EPC141031 以降に出荷された全てのパッチ
製品 | Visual LANSA 及び LANSA/AD LANSA for the Web Visual LANSA フレームワーク |
---|---|
バージョン | 14 SP1 |
前提条件 | V14 SP1 EPC141031 |
特記事項 | ユーザーアクション:EPC 適用後、Web コンポーネント(Web ページ、再利用可能パーツ、ウィジェット)を再コンパイルした場合、VL Web ランタイムのパフォーマンスの変更や改善を有効にするためには、javascript を生成する全てのコンポーネントを再コンパイルする必要があります。LANSA は互換性の問題を避けるため、この EPC の適用後、すべての Web アプリケーションを再コンパイルすることを推奨します。 バージョン14 の全ての Visual LANSA EPC には Windows 及び IBM iのシステムに適用されなくてはいけない更新が含まれています。(スタンドアロンの Visual LANSA 開発環境は Windows の更新のみ必要です。)両方の開発環境のアップグレードを行わないと、ホストモニターやスーパーサーバーのアプリケーションがオペレーション不能になります。開発環境のサーバー側/クライアント側の両方に EPC を適用せずにホストモニターやスーパーサーバー・アプリケーションを使用しようとすると、EPC ミスマッチエラーが発生します。EPC を適用する各プラットフォームの LANSA 環境の全バックアップを取得してください。 |
IBM i 固有の特記事項 | この EPC にて出荷される機能を使用するには、サポート対象のIBM i の OS 毎に以下の PTF の適用が必要となります。 7.3:SI60805, SI60808, SI63906 7.2:SI60806, SI60809, SI63907 7.1:SI60807, SI60810, SI63909IBM i に関するインストラクションは、IBM i についてのしっかりした知識があると処理がしやすいでしょう。 QSECOFR、QSECOFR グループのユーザープロファイルを使用してください。 EPC を適用する前に、Web サーバを終了して、LANSA for the Web クリーンアッププログラムを実行してください。 リスナー及びホストモニターがアクティブになっている場合は、終了させてください。 アップデートする LANSA システムで LANSA Integrator が使用されている場合は、終了させてください。 |
Windows 固有の特記事項 | 以下の Windows OS の場合には、汎用の C ランタイムの更新プログラム をインストールする必要があります。 Windows 8.1 Windows Server 2012手動でインストールする場合 : https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2999226/update-for-universal-c-runtime-in-windows もしくは、Windows アップデートを使用してください。 |
ユーザーアクション | Visual LANSA では、LANSA RDMLX 拡張ライブラリをインポートするためには、 [区画の初期化] を使用した 区画の初期化 が必要となります。 VLF については、 LANSA 開発者の PC または Windows サーバー上 IBM i サーバー上 の適切なステップを実行してください。 |
配布に関する注意事項 | この EPC は以前のバージョン (EPC141011) のパッチとして配布することができます。以前のパッケージが EPC141010 以前のバージョンでビルドされている場合には、新しいバージョンのパッケージを作成する必要があります。これは必須であり、無視すればビルドチェックエラーが発生します。 |
Visual LANSA フレームワークに関する注意点 | 詳細については、 Visual LANSA フレームワーク ガイド を参照してください。 |
パッチ | 以下のパッチはこの EPC により置換されます: Windows: EPC141030HF_170509 EPC141030HF_170524 EPC141031HF_170531 EPC141031HF_170626 EPC141031HF_170705 EPC141031HF_170714 IBM i: HF141010 HF141011 HF141012 HF141013 |
EPC をインストールする手順
EPC141050 には、IBM i のマシン及び Windows のマシンにインストールされるべきソフトウェアが含まれています。 ここでは、提供されるアイテムの導入と使用方法を説明します。
- EPC141050.exe を Web サイトからダウンロードします。
- EPC141050.exe をダブルクリックして解凍します。以下のファイルが解凍されます。
- AllEPCs.exe – 複数の Windows EPC インストール実行ファイル
- AllEPCs.ini – AllEPCs コントロールファイル
- EPC141034w.exe – Windows 側 Visual LANSA フレームワーク インストール 実行ファイル
- EPC141050 – IBM i 保管ファイル (EPC141034 を含む)
- EPC141050w.exe – Windows 側 Visual LANSA インストール 実行ファイル
提供されるインストラクション:
変更の詳細
EPC141034 での変更点については Visual LANSA フレームワーク ガイド を参照してください。
EPC141050 の変更点
問題番号 | 記述 |
---|---|
0157766 | VL-IDE からの VLF 起動オプションはドロップダウンオプションを含まなくなりました。 |
0158164 | ポップアップパネル上にヒントが表示されるとVL Web ランタイムがクラッシュする この不具合は修正されました。 |
0158244 | BLOB フィールドで DBCS のファイル名を制御しようとすると致命的エラーが発生する この不具合は修正されました。スーパーサーバー接続での DBCSファイル名の BLOB/CLOB の交換がサポートされるようになりました。 |
0158286 | PRIM_WEB.Page – iPhone 上の Safari で動かすとスクロールバーが表示されず、スクロールできない この不具合は修正されました。 |
0158465 | RDML区画において、コンパイル時のダイアログに “HTMLの生成" オプションが表示されない この不具合は修正されました。 |
0158481 | VL Web で AsNumber 組み込み関数が現在のロケールの数値フォーマット (小数点記号) を使用しない この不具合は修正されました。 |
0158495 | ファンクションをチェックインする際の最大長を超過 DBCS 言語にて チェックインする際に RDML ファンクションの RDML コマンドのパラメータに 3000 バイトという制限がありました。制限は 4000 バイトに拡張されました。 |
0158522 | VCS システムで最新バージョンを取得しようとするとライセンスエラーが発生する この不具合は修正されました。 |
0158544 | Web 上で 小数のある数値フィールド上で Ctrl+Z を押すと致命的エラーが発生する この不具合は修正されました。 |
0158586 | CCSID が 1208 の場合、TRANSFORM_FILE で TU を指定すると、1バイト目で壊れる この不具合は修正されました。 |
問題番号 | 記述 |
---|---|
0140344 | VL での RESTful Web サービスの使用をサポート |
0152184 | JSON パーサー及び関連する RDMLX コンポーネントの追加 |
0155022 | 製品所有者のユーザーが使用不可になっている場合、ライセンス画面のメッセージにユーザープロファイル名が表示されない |
0158083 | 3GL から LANSA の直接呼び出しの振る舞いが不安定 特に RDMLX 区画にて RDMLX ファンクションが RDML より呼び出される場合。 |
影響があるオブジェクト
Windows コンポーネント:
オブジェクト名 | ディレクトリ |
---|---|
lansa.exe | \lansa |
liimeng.msg | \lansa |
liimfra.msg | \lansa |
liimjpn.msg | \lansa |
liio.dll | \lansa |
liiosrv.dll | \lansa |
liiy.dll | \lansa |
x_prim.dll | \lansa |
*.* | \lansa\imports\exlib\* |
*.* | \lansa\imports\vlframework\* |
x_bifms.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_comms.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
x_prim.dll | \X_WIN64\X_LANSA\execute |
ide.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
lecmd022.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
lecmd036.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
lecmd039.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_bifms.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_comms.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
x_prim.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
xvfcltdt.dll | \X_WIN95\X_LANSA\execute |
vlweb.dat | \X_WIN95\X_LANSA\web\vl |
*.* | \X_WIN95\X_LANSA\web\vl\lansa_14_1_50_0\* |
LIIIX.txt | \x_win95\x_lansa\x_apps\x_runtime |
IBM i コンポーネント:
オブジェクト名 | オブジェクト タイプ | ライブラリ |
---|---|---|
VL_WEB_RUN_TIME | DIR | x_lansa/web/vl/lansa_14_1_50_0 |
DC@FPI | *PF | LANSA データベース ライブラリ |
DC@FPIV1 | *LF | LANSA データベース ライブラリ |
DC@FPIV2 | *LF | LANSA データベース ライブラリ |
DC@FPIV3 | *LF | LANSA データベース ライブラリ |
VFIWAM | *SAVF | LANSA プログラム ライブラリ |
VLF_SV20 | *SAVF | LANSA プログラム ライブラリ |
@XLB000* | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
U_BIF983 | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_BIF | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
X_COM | *SRVPGM | LANSA プログラム ライブラリ |
DC@P6413 | *PGM | LANSA プログラム ライブラリ |
DC@P8602 | *PGM | LANSA プログラム ライブラリ |
DC@P8602A | *PGM | LANSA プログラム ライブラリ |
UD@CALL1 | *PGM | LANSA プログラム ライブラリ |
UD@CALL2 | *PGM | LANSA プログラム ライブラリ |
インストール手順
特記事項 IBM i Power 5 ハードウェアをご使用の場合:ハードウェア変換のため、VLF保管ファイルからインポートする際、もしくは LANSA リスナーに最初に接続する際に遅延が発生する可能性があります。この変換は1回のみ発生します。
- QSECOFR ユーザーまたは QSECOFR グループのユーザープロファイルにてサインオンします。
- この EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダ、システム・ライブラリ、全ての LANSA IFS オブジェクト (LANSA_pgmlib/x_lansa) のバックアップを取得してください。
- EPC を適用する前に、LANSA システムのロックが必要です。リスナージョブ、ホストモニターを終了してください。 Web サーバーを終了し、 LANSA for the Web のクリーンアップ プログラムを実行してください。
- アクティブユーザーを確認するには、「アクティブ・ユーザーの確認方法」を参照してください。
- IBM i 上の IFS フォルダ( 例: /LANSA_pgmlib/tmp/epc141050′ )へ、解凍された EPC141050 ファイルを移動してください。
- この EPC には、以下のオプションを使用してください。
- EPC のインストール元 = *IFS
- EPC の適用先 = FULL_LANSA_SYSTEM
- LOADEPC コマンドを、以下のパラメータと共に実行してください。pgmlib
/LOADEPC と入力し、コマンド4 (F4)を押して、(バッチで実行可能な)コマンドのプロンプトを表示させます。EPC 番号 … . . . . . . . . > 141050
EPC のインストール元 .. . . . . >*IFS
IFS パス及びオブジェクト名 .. . .例. /LANSA_pgmlib/tmp/epc141050EPCの適用先 .. . . . . FULL_LANSA_SYSTEM
LANSA プログラム・ライブラリ .. . . . pgmlib - DSPJOBLOG OUTPUT(*PRINT) と入力・実行し、LOADEPC コマンドが行ったジョブログの記録を保管してください。
- 以下のような場合には、インストールを開始する前に、サインオフし、再度サインオンします。
- この EPC を他の LANSA システムに適用する
- 同じ LANSA システムに違う EPC を適用する
- LANSA 及び VLF の EPC が正しく適用できたら、最新の VLF をインポートするユーザーアクションのタスクを完了する必要があります。
- EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダと LANSA データベースのバックアップを取得しておくことをお勧めします。
- LANSA 開発環境の使用を中止し、現在実行中の全ての LANSA アプリケーションを停止します。
- AllEPCs.exe を右クリックし、"管理者として実行" を選択します。
- “セットアップ"ボタンを選択します。処理を進めたくない場合は、"キャンセル"を選択します。
- 複数の構成をインストールしている場合は、EPC を適用する構成を選択してください。
- PC を再起動するようにプロンプトが表示された場合は、 再起動してください。
- LANSA 及び VLF の EPC が正しく適用できたら、 区画の初期化 及び 最新の VLF をインポートする ユーザーアクションのタスクを完了する必要があります。
- インストールされた EPC の詳細を確認するには、以下の手順に従ってください。
- LANSA にサインイン
- ヘルプメニューを選択
- 製品情報を選択
- インストール明細タブを選択
- インストール/EPC サマリーの項目を拡張表示
- 最新項目を確認