EPC142070
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日付: 2022年7月
LANSA V14 SP2 の EPC142070
EPC142070 は LANSA 製品全体に渡り V14 SP2 の修正や機能拡張を提供しています。主な修正点は以下の通りです:
- V14 SP2での Windows 11 サポートのために必要な LANSA の修正 (0913011)
- チャートを LANSA のネイティブコントロールとしてサポートし、コントロールタブからドラッグ&ドロップすることで、他の LANSA コントロールと同様にデザイン時にスタイルや操作を行うことが可能に(0161554)
- 新しい AWS マーケットプレイスのオファーをサポート (0163453)
- 直近のEPC 以降に出荷された全てのパッチを含む、様々な修正と変更
配布に関する注意事項この EPC は以前のバージョンのパッチとして配布することができます。パッケージの新しいバージョンをV14 SP2 GAで作成しなおす必要があります。詳しくはこちらのページをご参照ください(英語)。
EPC をインストールする手順
EPC142070 には、IBM i のマシン及び Windows のマシンにインストールされるべきソフトウェアが含まれています。ここでは、提供されるアイテムの導入と使用方法を説明します。
- EPC142070.exe を Web サイトからダウンロードします。
- EPC142070.exe をダブルクリックして解凍します。以下のファイルが解凍されます。
- AllEPCs.exe – 複数の Windows EPC インストール実行ファイル
- AllEPCs.ini – AllEPCs コントロールファイル
- EPC142070 – IBM i 保管ファイル
- wEPC142070.exe – Windows 側 Visual LANSA インストール 実行ファイル
- wEPC142071.exe – WindowsのLANSA通信機能インストール実行ファイル
- wEPC142073.exe – Windows の LANSA for the Web サーバー インストール実行ファイル
提供されるインストラクション
変更の詳細
EPC142070 には以下の変更点が含まれています:
問題番号 | 説明 |
---|---|
0156954 | openssl を新しいバージョンの 1.1.2s に更新 この機能拡張は、この EPC に含まれています。 |
0158034 0158054 | List.CellLostFocus と List.CellGotFocus のイベントを追加 この機能拡張は、この EPC に含まれています。 |
0161385 | Git からブランチをプルまたはチェックアウトすると VL がクラッシュする この不具合は修正されました。 |
0161554 | Visual LANSA Web でネイティブのチャートをサポート Visual LANSA Web はチャートをネイティブの LANSA コントロールとしてサポートするようになりました。 以前はチャートは ウィジェット を通じて使用していましたが、コントロールタブからドラッグアンドドロップし、他の LANSA コントロールと同様にデザイン時にスタイルや操作を行うことが可能になりました。 実行時の実装は ChartJS ライブラリを通じて行なわれます。これはHTML5 キャンバス上に直接描画されるものです。つまり、出荷された GoogleChart ウィジェットとは異なり、インターネット接続を必要とせず、メモリ上で全てが行なわれます。 |
0162080 0768205 | Android 端末がフィールド内のデータを認識しない この不具合は修正されました。 |
0162227 0162633 | DBCS の名前が付いた Blob/Clob ファイルが SuperServer でサーバーエラーを引き起こす この問題は CALL_SERVER_FUNCTION で交換される作業リストに含まれる BLOB または CLOB のフィールドに関連しています。 DBCS 名を持つファイルに BLOB/CLOB が割り当てられるとエラーが発生します。 |
0162397 | 項目の高さがビューポートを超えると発生する PRIM_TREE スクロールの問題 この不具合は修正されました。 |
0162528 | IBM i でのリストのエクスポート (巨大なエクスポート)で MCH1210 エラーが発生 たくさんの大きな WAM やTSP/言語の並べ替えを多く含むエクスポートでは、シーケンスカウンタがオーバーフローする場合があります。 |
0162609 | ポップアップパネルを複数回表示すると LANSA 実行時エラーが発生する この不具合は修正されました。 |
0162631 0162654 | SELECT – ISO 日付のキーフィールドをSELECTのスタートキーに使用するとクラッシュする この不具合は修正されました。 |
0162649 | Windows 2016 でフォームを閉じると combase.dll で X_RUN エラーが発生する この不具合は修正されました。 |
0162656 | *TIMEDATEC, *TIMEDATE, *TIMEDATE8C 及び *TIMEDATE8 が Web で使用できない この不具合は修正されました。 |
0162696 | エンタープライズモードがオンになっていると、SYS_WEB.Navigate が Edge 使用時にクラッシュする この不具合は修正されました。 |
0162714 | 新しいレイアウトを作成時 自動的に古いレイアウトを削除しない この機能拡張は、この EPC に含まれています。 |
0162802 | Chrome/Firefox で FilePicker が不要なヒント(ファイルが選択されていません)を表示する この機能拡張は、この EPC に含まれています。 |
0162808 | PRIM_CCOL.CalculateHash のメモリリークによりコンポーネントの破壊を阻止 この不具合は修正されました。 |
0162817 | PRIM_THM で使用すると FaceName の文字が欠ける この不具合は修正されました。 |
0162827 | マテリアルデザインのファイルピッカーで実行時エラー この不具合は修正されました。 |
0162831 | Windows Azure の仮想マシンのライセンス取得が特定の条件下で失敗する この不具合は修正されました。 |
0162842 | 日本語 OS 上でグリッドのショートカットキーイベントが動かない この不具合は修正されました。 |
0162844 | 保存ボタンを押すと、Web ページのレイアウトが変わってしまう この不具合は修正されました。 |
0162868 | DBCS の IBM i 環境において Replace 関数の振る舞いが一貫しない この不具合は修正されました。 |
0162869 | セッショントークンを保存しブラウザタブ間で共有を許可 #SYS_WEB.セッションオブジェクトの使用を通じて、ブラウザセッション間のセッショントークンの保管とリストアが可能になりました。 |
0162873 | フィールドビジュアライゼーションはレイアウトの可変サイズ命令を無視しなくてはいけない この不具合は修正されました。 |
0162911 | レンダータイプ = W のメモコントロールでアクセスバイオレーションエラー 複数行編集のフィールドビジュアライゼーションが unrealize 時に値の変更をすると実行時エラーやアクセスバイオレーションを引き起こすことがある。 |
0162926 | V15以前 (openssl 1.0) と V15 (openssl 1.1) の接続の互換性を改善 この不具合は修正されました。 |
0162928 0163306 | リストに大量のレコードを追加した後、フォーカスを移動するとブラウザがフリーズする この不具合は修正されました。 |
0162975 | YAMLファイルが重複するため、コマンドラインでのビルドが中断される この不具合は修正されました。 |
0163009 | NVarChar がソースフィールドのメモボックスに DBCS が入力できない この不具合は修正されました。 |
0163100 | CL プログラムの呼び出し時、「プロセス定義が見つかりません」という LceLansaCall エラー が発生する この不具合は修正されました。 |
0163170 | Web ページにて、ポップアップメニューが表示されるたびにメニューの幅が狭くなる この不具合は修正されました。 |
0163205 | #155689 の変更により、Strict_null_assign の振る舞いが変わってしまった *strict_null_assign の元の振る舞いに戻されました。 |
0163212 | マテリアルデザインの日付ピッカーのカレンダーの幅が、下矢印をクリックすると狭くなる この不具合は修正されました。 |
0163390 | AWS の Windows 2016 以上の仮想マシンで Visual LANSA がライセンスされない この不具合は修正されました。 |
0163453 | 新しい AWS マーケットプレイスのオファーをサポート – Visual LANSA この機能拡張はこの EPC に含まれています。 |
0163519 | 特定の ActiveX コントロールを登録すると IDE が異常終了する (Fijifilm Docuviewer v9.1) この不具合は修正されました。 |
0163542 | AWS SKU lansa-scalable-stack-2 のクラウドライセンスをサポート この不具合は修正されました。 |
0163551 | モーダルフォームが2回目に表示された際、メニューバーが表示されない この不具合は修正されました。 |
0757119 | リストがビューポートより大きい場合、クリック時にページが誤ってスクロールしてしまう この不具合は修正されました。 |
0758813 0762229 | .NET コントロールを使用した VL アプリケーションが実行時に x_run ダンプを出力して終了する この不具合は修正されました。 |
0760739 | フローレイアウトマネージャ使用時に Web ページでテキストが正しく整列されない この不具合は修正されました。 |
0762297 0162824 | 乗算演算子の丸め問題 Windowsにおいて、小数を含むコンポーネント変数を使用する計算の結果を丸めるときに、丸めの不一致が発生する。 |
0763766 | 負荷の高いWebイベントアプリケーションで、DC@F23V1は1分間に膨大な数のファイルを開いている F23 を通じた言語レベルチェックのキャッシュを可能にするオプションが追加されました。 |
0764121 0778506 | IDE のレスポンス低下: 大きな再利用可能パーツを閉じようとすると時間がかかる この不具合は修正されました。 |
0764368 | VLF のアップグレード後、AutoActionsでアクセスバイオレーションが発生する この不具合は修正されました。 |
0765502 | 以前の LANSA バージョンに比べて、インスタンスリストの処理速度がとても遅い この不具合は修正されました。 |
0769841 | BLOB がテーブルに追加されると、DC@FOL を使用して一時的なロックが作成される この不具合は修正されました。 |
0769864 | ストレージが変更されていない場合にも #SYS_WEB.StorageChanged イベントが起動可能 この不具合は修正されました。 |
0776749 | LANSA WAMS – プロンプトが & を & として不正に解釈する 再入力フィールドは innerHTML の代わりに innerText を使用して取得されるようになりました。そのため、全てのマークアップは無視されます。コンテンツはシンプルテキストとして扱われます。 |
0783922 | PRIM_JSON オブジェクトの問題 – 値が正しくパースされない この不具合は修正されました。 |
0789269 | VCS システムへのインポートがクラッシュする この不具合は修正されました。 |
0793828 | オランダ語の VLWEB のロケール JSON ファイル内のスペルミス オランダ語の曜日記述にスペルミスがありました。 |
0794269 | V13 以降のグリッドのEditorChanged イベントにてテキストフィールド更新に問題 この不具合は修正されました。 |
0795154 0802380 | Telemetry サービスがないため Azure の配布にてライセンスがない旨のメッセージが出力される この不具合は修正されました。 |
0797941 | V14 を使用して LANSA パッケージマネージャをダウンロードすると致命的エラーが発生する この不具合は修正されました。 |
0800778 | LANSA WAM に XSS 脆弱性が見つかった XSSインジェクションを防ぐため、コンテキストアイテムの値をスクラブするようにしました。 |
0817041 | LANSA V14 SP2 の #PRIM_MD.FilePicker に問題 この不具合は修正されました。 |
0861955 0866240 | パスワードルールが使用される際、パスワード桁数のチェックに誤った最大桁数が使用される パスワードルールに *PWDSYSVAL 以外が定義されている場合、サインオンの際にシステム値 QPWSMAXLEN を使用して最大パスワード桁数をチェックします。 この不具合は修正されました。 |
0881793 0163514 | scalable license Azure 仮想マシンチェックの修正 この不具合は修正されました。 |
0892661 | SuperServer を使用時に LANSA Scalable License の Windows Server 2016 AMIを使用できない この不具合は修正されました。 |
0908614 | CLR_MESSAGE が使用される際、 フォームを画面横にスナップすると、デフォルトの位置に戻る この不具合は修正されました。 |
0913011 0915531 0163739 0948840 | Windows 11 へのアップグレード後、区画の初期化エラーと Web 実行エラーが発生する Windows 10 から Windows 11 にアップグレード後、全ての データ/アプリケーションサーバーへの Web 接続,が 404 エラーになります。 この不具合は修正されました。 |
0936009 | ソースタブとデザインタブを切り替えると実行時エラーで IDE がクラッシュする この不具合は修正されました。 |
インストール手順
特記事項 IBM i Power 5 ハードウェアをご使用の場合: ハードウェア変換のため、VLF保管ファイルからインポートする際、もしくは LANSA リスナーに最初に接続する際に遅延が発生する可能性があります。この変換は1回のみ発生します。
- QSECOFR ユーザーまたは QSECOFR グループのユーザープロファイルにてサインオンします。
- この EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダ、システム・ライブラリ、全ての LANSA IFS オブジェクト (LANSA_pgmlib/x_lansa) のバックアップを取得してください。
- EPC を適用する前に、LANSA システムのロックが必要です。リスナージョブ、ホストモニターを終了してください。 Web サーバーを終了し、 LANSA for the Web のクリーンアップ プログラムを実行してください。
- アクティブユーザーを確認するには、「アクティブ・ユーザーの確認方法」を参照してください。
- IBM i 上の IFS フォルダ( 例: /LANSA_pgmlib/tmp/epc142070′ )へ、解凍された EPC142070 ファイルを移動してください。
- EPC を適用するには、以下のパラメータとともに LOADEPC コマンドを実行します:pgmlib/LOADEPC と入力し、コマンド4 (F4)を押して、(バッチで実行可能な)コマンドのプロンプトを表示させます。EPC 番号 .. . . . . . . .. . . >142070
EPC のインストール元 . . . . . . >*IFS
IFS パス及びオブジェクト名 . . . .例)./LANSA_pgmlib/tmp/epc142070
EPCの適用先 . . . . . . . FULL_LANSA_SYSTEM
LANSA プログラム・ライブラリ .. . . . pgmlib - DSPJOBLOG OUTPUT(*PRINT) と入力・実行し、LOADEPC コマンドが行ったジョブログの記録を保管してください。
- 以下のような場合には、インストールを開始する前に、サインオフし、再度サインオンします。
- この EPC を他の LANSA システムに適用する
- 同じ LANSA システムに違う EPC を適用する
コマンド LOADEPC が、LANSA Web サーバー管理ライブラリで使用可能になりました。以下の手順にしたがってください。
- Web サーバーに LANSA for the Web をインストールまたはアップグレードをしていない場合、ステップ2を続ける前にそれらの作業を行ってください。
- この EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダ、システム・ライブラリ、全ての LANSA IFS オブジェクト(LANSA_admlib/x_lansa) のバックアップを取得してください。
- Web サーバーを終了し、LANSA for the Web クリーンアッププログラムを実行します。クリーンアップ手順については、LANSA オンラインドキュメントの13.5.6 システムのクリーンアップ を参照してください。
- 現行のライブラリリストを表示してください。QTEMP が見つからない場合は、ADDLIBLE コマンドを使ってそれを追加してください。
- IBM i のIFS フォルダ( 例: /LANSA_admlib/tmp/epc142070)へ、解凍された EPC142070 ファイルを移動してください。
- この EPC には、以下のオプションを使用してください。:
- EPC のインストール元 = *IFS
- EPC の適用先 = FULL_LANSA_SYSTEM
- LOADEPC コマンドを、以下のパラメータと共に実行してください。CHGCMD CMD(admlib/LOADEPC) PGM(admlib/DC@LCP120)admlib/LOADEPC と入力し、コマンド4 (F4)を押して、(バッチで実行可能な)コマンドのプロンプトを表示させます。
EPC 番号 . . . . . . . . . . . > 142070
EPC のインストール元 . . . . . . >*IFS
IFS パス及びオブジェクト名 . . . . 例) /LANSA_admlib/tmp/epc142070EPCの適用先 . . . . . . . LANSA_WEB_SERVER
LANSA web サーバー管理ライブラリ . . . . . ADMLIB - インストールで作成されたバックアウト・ライブラリを、保管してから削除してください。(iiiEPCnn の場合、iii = LANSA プログラム・ライブラリの最初の3文字、nn = 連番です。)ライブラリの内容は、システムを EPC の適用前の状態に戻す際に使用します。
- 以下のような場合には、インストールを開始する前に、サインオフし、再度サインオンします。
- この EPC を他の LANSA システムに適用する
- 同じ LANSA システムに違う EPC を適用する
- EPC を適用する前に、全ての LANSA フォルダと LANSA データベースのバックアップを取得しておくことをお勧めします。
- LANSA 開発環境の使用を中止し、現在実行中の全ての LANSA アプリケーションを停止します。
- AllEPCs.exe を右クリックし、"管理者として実行" を選択します。
- “セットアップ"ボタンを選択します。処理を進めたくない場合は、"キャンセル"を選択します。
- 複数の構成をインストールしている場合は、EPC を適用する構成を選択してください。
- PC を再起動するようにプロンプトが表示された場合は、再起動してください。
- EPC が正常に適用できましたら、このページの ユーザーアクションを確認し、必要なタスクやアクションを実行してください。
- EPC が正しく適用できたかどうかを確認またはインストールされた EPC の詳細を確認するには、製品情報 の 8.7.2 インストール詳細を確認してください。