EPC721
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日付 : 2004/8/13
製品 | LANSA/AD |
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バージョン | 10.0 |
前提条件 | EPC703 このEPCを適用する前に必ずEPC703を適用してください。 |
関連製品 | LANSA for the Web |
注意 | OS/400に関する知識をお持ちであることを前提としています。 EPC適用前にWebサーバーを停止し、LANSA for the Webクリーンアッププログラムを実行してください。 |
Contents
修正内容
このEPCは以下の問題に対応しています。
- LANSA/ADからE-mailを送付する場合、Content-typeが設定できるようになりました。
E-mailのCONTENT_TYPEを設定するには組込関数MAIL_SET_OPTIONのオプションパラメータに設定することができます。
CONTENT_TYPEの省略値は"text/plain"。一般的に要求されるCONTENT_TYPEは"text/html"ですCONTENT_TYPEに定義したオプションが
E-mailのテキストを同じであるかのチェックはLANSAでは行いません。この新しいオプションの完全なドキュメントは次のバージョンで提供します。 - セキュリティをチェックするためのユーザー定義開発支援プログラムを使っている場合、チェックインは正常に機能 していませんでした。
ホスト モニターはユーザー定義開発支援プログラムに正確なデータを渡すようになりました。 - 特定な場合、タイムアウトと使用可能なWeb ジョブの数によって違うジョブからデータが渡される問題がありました。
この問題はランダムまたはまれに発生します - INCLUDE の RDML コマンドを PC にエクスポートすると文字化けする問題が発生します
- チェックイン後に同じワーククループの他のPCへの自動チェックアウト中にファンクションの編集を行うとロックのメッセージが
チェックアウト要求ごとに発生していましたが1回のみホストモニターにメッセージを送るようになりました。 - HTTP ヘッダ変数を使っている場合、スプールファイルの機能は正常に動くようになりました。
- フィールドの定義に参照フィールドを使っている場合、プロンプト ファンクションからの戻り値が正しくありませんでした。
*IMPREFFLDNOPROP を指定していない場合、インポートまたはチェックイン時にプロンプトのプロセスまたはファンクションの値は
参照フィールドから更新されません。 - 長いフィールドが画面に存在していると画面をコンパイルした時にエラーが発生する場合があります。
フィールドの位置の計算に問題がありました。この問題が修正され、正常にコンパイルできるようになりました。 - LANSA for the Web のデータから改行が削除されます。 CR(0x0D)の文字が必ず削除されていました。
LF(0x25)の文字の後に指定されているCR のみ削除するようになりました。
このEPCにはEPC713で提供された以下の修正が含まれています。
- チェックイン後にファンクションを編集した場合、その修正を自動配布した時にロックメッセージが継続的に出力されていました。他のユーザーがファンクションをロックしている場合、ロックメッセージを1回のみ送信するようになりました。
- HTTP ヘッダー変数のオプションを使用している場合、スプールファイルの機能が正常に動いていませんでした。この問題が修正されました。
- チェックインまたはインポート時に、*IMPREFFLDNOPROP を指定していない場合に、フィールドのプロンプト ファンクション情報が参照フィールドから更新されないようになりました。
- 画面に長いフィールドが存在している場合、フィールド位置の計算に問題があり、表示装置ファイルのコンパイル時にエラーが発生していました。この問題が修正されました。
- LANSA for the Web のデータから CR の文字(0x0D) が無条件に削除されていました。LF の文字(0x25) を削除する機能で LF の後ろの CR を削除する必要がある場合にのみ CR を削除するようになりました。
EPC適用によって更新されるオブジェクト
iSeries コンポーネント:
オブジェクト名 | オブジェクトタイプ | ライブラリ |
DC@P3108 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P3595 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P6207 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P6401 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P6403 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P6411 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P1200 | *PGM | *PGMLIB |
DCXS870X | *SRVPGM | *PGMLIB |
W3S1000 | *SRVPGM | *COMLIB |
W3S3200 | *SRVPGM | *COMLIB |
W3XSVPGM | *SRVPGM | *COMLIB |
*PGMLIB = LANSA プログラムライブラリ, *DTALIB = LANSA データライブラリ, *COMLIB = LANSA コミュニケーションライブラリ.
導入手順
- Webサイト、またはemailから EPC721.EXE ファイルをダウンロードしてください。
- exeファイルをダブルクリックして、EPCの圧縮ファイルを解凍してください。
- クライアントアクセスでPC側からAS/400共有フォルダが使用可能の場合。
- Explorerから共有ファイルを検索し、開きます。
- 共有フォルダ EPC721 を作成します。
- 解凍したファイル EPC721 を フォルダ EPC721 へコピーします。
- クライアントアクセスが使用出来ない場合、TCP/IP経由のFTPを使用し、以下の手順を実行してください。
- AS/400にQSECOFRでサインオンし、CRTFLR EPC721 を実行して共有フォルダを作成してください。。
- PCからDOSセッションを開きます。
- ダウンロードされたファイルのあるディレクトリに変更します。
- FTPサイトにサインオン – FTP XXXXXXXX (XXXXXXXX はAS/400システム名またはIPアドレス)
- iSeriesのユーザーIDとパスワードを入力してください。
- バイナリファイルを送付するコマンド: bin
- QDLSに変更するコマンド: cd /QDLS
- EPCnnnに変更するコマンド: cd EPC721
- ダウンロードしたファイルをiSeriesへ送信するコマンド : put EPC721
- 終了するコマンド : quit
- 5250画面からライブラリリストにLANSAプログラムライブラリを追加。
- ADDLIBLE <LANSA プログラムライブラリ>
- XFLRTOSAVFと入力し、F4キーを押すと明細画面が表示されます。
- PC FILE NAME : EPC721
- FOLDER NAME : EPC721
- SAVE FILE NAME : EPC721
- LIBRARY NAME : <LIB>
<LIB>:既存のライブラリを指定してください。そのライブラリ内に保管ファイルEPC721が作成されます。
既に同一名の保管ファイルがある場合はエラーになりますので、既存の保管ファイルを削除するか、別ライブラリ名を指定してください。
- 以上で、保管ファイルが復元されました。続いて以下の解説に従って適用作業を進めてください。
EPC適用手順
- 保管ファイルの内容をQTEMPに復元します。
- CD-ROMを使用している場合は以下のコマンドを実行してください。
- RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(DC@EC721) DEV(optical device name) RSTLIB(QTEMP) OPTFILE('EPC/EPC721’)
- SAVFを使用している場合は、以下のコマンドを実行してください。
- RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(DC@EC721) DEV(*SAVF) SAVF(save file name) RSTLIB(QTEMP)
- CD-ROMを使用している場合は以下のコマンドを実行してください。
- 現行ライブラリリストを表示し、QTEMPが表示されない場合、ADDLIBLEコマンドを使用してライブラリリストに追加してください。
- 以下のコマンドでEPCの導入を行います。:
- LOADEPC721 PGMLIB(<pgmlib>)
- <pgmlib> : LANSAプログラムライブラリ名。通常DC@PGMLIBですが、お客様のシステム環境により異なる場合があります。
- ライブラリ名を指定してエンターキーを押すとLANSAデータライブラリ、LANSAコミュニケーションライブラリ、LANSAコミュニケーションディレクトリ、IFSのディレクトリパスが表示されます。これは省略値のままにしてください。
- 実行キーを押して処理を実行します。
- このEPCの導入で作成されたバックアウトライブラリ(LANSAEC721)を保管後、削除してください。このライブラリはEPC適用前の状態にシステムを戻す際に必要になります。
- 別のLANSAシステムにこのEPCを導入する場合、または別のEPCを導入される場合、 次のEPC導入開始前に一度サインオフした後、再度サインオンしてください。
iSeries Web serverへの導入手順 (複層環境のみ)
複層環境のLANSA for the Webを使用している場合は、以下の手順でWeb serverにEPCを適用してください。
- もしWebサーバーにインストールかアップグレードされたLANSA for the Webが無い場合は、ステップ2を実行する前にインストール作業を行ってください。
- データ/アプリケーションサーバーの保管ファイルEPC721をWebサーバーへ転送してください。
- EPCオブジェクトをQTEMPへ復元します。 (オブジェクトの復元方法はデータ/アプリケーションサーバーへの復元ステップと同じです。)
- 現行ライブラリリストを表示し、QTEMPが表示されない場合、ADDLIBLEコマンドを使用してライブラリリストに追加してください。
- 以下のコマンドでEPCの導入を行います。:
LOADE721MT ADMLIB(PPPPPPPPPP)
PPPPPPPPPP はLANSA for the Webアドミニストレーションライブラリ名です。 ライブラリ名を入力して実行キーを押します。省略値の所有者とLANSA コミュニケーションライブラリ名が表示されます。 これは省略値のままにしてください。 - 実行キーを押して処理を実行します。
注意:新しいオブジェクトの権限が変更されることによって、メッセージ CPD377B が表示されます。
このメッセージは報告だけですから、特に対応する必要がありません。 - このEPCの導入で作成されたバックアウトライブラリ(LANSAMT721)を保管後、削除してください。このライブラリはEPC適用前の状態にシステムを戻す際に必要になります。
- 別のLANSAシステムにこのEPCを導入する場合、または別のEPCを導入される場合、 次のEPC導入開始前に一度サインオフした後、再度サインオンしてください。