EPC724
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日付 : 2004/8/20
製品 | LANSA/AD |
---|---|
バージョン | 10.0 |
前提条件 | EPC703、EPC721 このEPCを適用する前に必ずEPC703、EPC721を適用してください。 |
関連製品 | LANSA for the Web |
注意 | OS/400に関する知識をお持ちであることを前提としています。 EPC適用前にWebサーバーを停止し、LANSA for the Webクリーンアッププログラムを実行してください。 |
Contents
修正内容
このEPCは以下の問題に対応しています。
- Webジョブから回答が無い場合、CGIがタイムアウトになる問題。
このEPCにより、タイムアウトの時間を設定することができるようになります。
タイムアウトの時間を、LANSAプログラムライブラリー(省略値DC@PGMLIB)内のデータ域DC@LWEBに指定します。
OS400コマンドCHGDTAARAを使い、データ域DC@LWEの628桁目から5バイトの文字列で、ご希望のタイムアウトの秒数を指定してください。
(値を指定しなかった場合、省略値で、単層LANSA for the Webのタイムアウト時間は300秒、複層環境のタイムアウト時間は600秒になります。)例:CHGDTAARA DTAARA(DC@PGMLIB/DC@LWEB (628 5)) VALUE('00600’)
*DC@PGMLIBはお使いのLANSAプログラムライブラリー名をご指定ください。 - データ域 DCXLOADA01は区画を構成している間、一時的にロックされていました。
ヒット数の多いLANSA for the Web環境では、RPG0431エラーによっていくつかのジョブが失敗する可能性がありました。
Webサイトに同時に複数のヒットが発生したとき、ロックが発生すると応答時間に影響がでます。
このEPCにより区画の構成は、LANSAを開始している間データ域を使用しなくなります。
EPC適用によって更新されるオブジェクト
iSeries コンポーネント
オブジェクト名 | オブジェクトタイプ | ライブラリ |
---|---|---|
DC@P0001 | *PGM | *PGMLIB |
DC@P8035 | *PGM | *PGMLIB |
DCXS86XX | *SRVPGM | *COMLIB |
W3@P1600 | *PGM | *COMLIB |
W3S1000 | *SRVPGM | *COMLIB |
W3XSVPGM | *SRVPGM | *COMLIB |
iSeries Web Server コンポーネント
オブジェクト名 | オブジェクトタイプ | ライブラリ |
---|---|---|
DCXS86XX | *SRVPGM | *COMLIB |
W3S1000 | *SRVPGM | *COMLIB |
W3XSVPGM | *SRVPGM | *COMLIB |
*PGMLIB = LANSA プログラムライブラリ, *DTALIB = LANSA データライブラリ, *COMLIB = LANSA コミュニケーションライブラリ.
導入手順
- Webサイト、またはemailから EPC724.EXE ファイルをダウンロードしてください。
- exeファイルをダブルクリックして、EPCの圧縮ファイルを解凍してください。
- クライアントアクセスでPC側からAS/400共有フォルダが使用可能の場合。
- Explorerから共有ファイルを検索し、開きます。
- 共有フォルダ EPC724 を作成します。
- 解凍したファイル EPC724 を フォルダ EPC724 へコピーします。
- クライアントアクセスが使用出来ない場合、TCP/IP経由のFTPを使用し、以下の手順を実行してください。
- AS/400にQSECOFRでサインオンし、CRTFLR EPC724 を実行して共有フォルダを作成してください。。
- PCからDOSセッションを開きます。
- ダウンロードされたファイルのあるディレクトリに変更します。
- FTPサイトにサインオン – FTP XXXXXXXX (XXXXXXXX はAS/400システム名またはIPアドレス)
- iSeriesのユーザーIDとパスワードを入力してください。
- バイナリファイルを送付するコマンド: bin
- QDLSに変更するコマンド: cd /QDLS
- EPCnnnに変更するコマンド: cd EPC724
- ダウンロードしたファイルをiSeriesへ送信するコマンド : put EPC724
- 終了するコマンド : quit
- 5250画面からライブラリリストにLANSAプログラムライブラリを追加。
- ADDLIBLE <LANSA プログラムライブラリ>
- XFLRTOSAVFと入力し、F4キーを押すと明細画面が表示されます。
- PC FILE NAME : EPC724
- FOLDER NAME : EPC724
- SAVE FILE NAME : EPC724
- LIBRARY NAME : <LIB>
<LIB>:既存のライブラリを指定してください。そのライブラリ内に保管ファイルEPC724が作成されます。
既に同一名の保管ファイルがある場合はエラーになりますので、既存の保管ファイルを削除するか、別ライブラリ名を指定してください。
- 以上で、保管ファイルが復元されました。続いて以下の解説に従って適用作業を進めてください。
EPC適用手順
- 保管ファイルの内容をQTEMPに復元します。
- CD-ROMを使用している場合は以下のコマンドを実行してください。
- RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(DC@EC724) DEV(optical device name) RSTLIB(QTEMP) OPTFILE('EPC/EPC724’)
- SAVFを使用している場合は、以下のコマンドを実行してください。
- RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(DC@EC724) DEV(*SAVF) SAVF(save file name) RSTLIB(QTEMP)
- CD-ROMを使用している場合は以下のコマンドを実行してください。
- 現行ライブラリリストを表示し、QTEMPが表示されない場合、ADDLIBLEコマンドを使用してライブラリリストに追加してください。
- 以下のコマンドでEPCの導入を行います。:
- LOADEPC724 PGMLIB(<pgmlib>)
- <pgmlib> : LANSAプログラムライブラリ名。通常DC@PGMLIBですが、お客様のシステム環境により異なる場合があります。
- ライブラリ名を指定してエンターキーを押すとLANSAデータライブラリ、LANSAコミュニケーションライブラリ、LANSAコミュニケーションディレクトリ、IFSのディレクトリパスが表示されます。これは省略値のままにしてください。
- 実行キーを押して処理を実行します。
- このEPCの導入で作成されたバックアウトライブラリ(LANSAEC724)を保管後、削除してください。このライブラリはEPC適用前の状態にシステムを戻す際に必要になります。
- 別のLANSAシステムにこのEPCを導入する場合、または別のEPCを導入される場合、 次のEPC導入開始前に一度サインオフした後、再度サインオンしてください。
iSeries Web serverへの導入手順 (複層環境のみ)
複層環境のLANSA for the Webを使用している場合は、以下の手順でWeb serverにEPCを適用してください。
- もしWebサーバーにインストールかアップグレードされたLANSA for the Webが無い場合は、ステップ2を実行する前にインストール作業を行ってください。
- データ/アプリケーションサーバーの保管ファイルEPC724をWebサーバーへ転送してください。
- EPCオブジェクトをQTEMPへ復元します。 (オブジェクトの復元方法はデータ/アプリケーションサーバーへの復元ステップと同じです。)
- 現行ライブラリリストを表示し、QTEMPが表示されない場合、ADDLIBLEコマンドを使用してライブラリリストに追加してください。
- 以下のコマンドでEPCの導入を行います。
LOADE724MT ADMLIB(PPPPPPPPPP)
PPPPPPPPPP はLANSA for the Webアドミニストレーションライブラリ名です。 ライブラリ名を入力して実行キーを押します。省略値の所有者とLANSA コミュニケーションライブラリ名が表示されます。 これは省略値のままにしてください。 - 実行キーを押して処理を実行します。
- このEPCの導入で作成されたバックアウトライブラリ(LANSAMT724)を保管後、削除してください。このライブラリはEPC適用前の状態にシステムを戻す際に必要になります。
- 別のLANSAシステムにこのEPCを導入する場合、または別のEPCを導入される場合、 次のEPC導入開始前に一度サインオフした後、再度サインオンしてください。