ソフトウェア開発の最悪のジョーク
このブログでは、ここ数年間に見られた IT やソフトウェア開発にまつわる最悪の「ジョーク」の数々をご紹介したいと思います。
この中には、これまで続けてきたソフトウェア開発の伝統的手法を絶対に諦めない (“Never Gonna Give up") という人もいるでしょう。それでも希望を捨ててはいけません。
- ソフトウェア・アプリケーションをそれぞれ異なるプログラミング言語で書く。
- オスカーにはもう退職させてあげてください。ただし、彼はマイクロソフトの Visual FoxPro ベースの古い請求書システムの仕組みが分かる、社内に残った唯一の存在です。
- 世界中で B2B 電子取引を (その他の取引と比べると) 多く取り扱っているが、"標準" であるデータ形式は、最終ポイントのシステムでネイティブに構文処理できない。
- 大勢のコンサルタントを雇い、数億かけて ERP システムを大幅にカスタマイズしたものの、そのコンポーネントやデータベースのアップグレードには、さらに数億、数ヶ月のコストと労力が必要となる。
- 複数のカスケード・スタイル・シート。これだけで、分かっていただけると思います。
- 新しい JavaScript のフレームワークを毎週選択し、3週目には、これらを複数まとめて統合させる。
- 各アプリケーション内で同じビジネス・ロジックやルールが重複して使用されている。
- 少なくとも 6 種類以上のスクリプトやプログラミング言語を使って、ユーザー・エクスペリエンスの高い新しいインターフェースを構築する。
- Internet Explorer バージョン 8 のみで使用可能な Web サイトや Web アプリケーションを設計する。
- エンド・ユーザーに相談することなく、新しいアプリケーションを構築する。
- 複数の重要なアプリケーションを緊密に結合させた (タイト・カップリング) 統合を行っているにもかかわらず、この統合の実行可能ファイル名は “exe” (ルース・カップリング。緩い結合) となっている。
- HTML エディターとして、[メモ帳] を使用する。これほど最悪なことがあるでしょうか?
- 特に、データベースが古く、サポートされない場合や、サポートされない古いオペレーティング・システム上にデータベースがある場合、各アプリケーションに、データベース・アクセスの資格情報やメソッドをハードーコーディングする。
現在ソフトウェア開発のアプローチ全般のリファクタリングを考えているお客様には、ローコード開発プラットフォームの利点の検討をおすすめします。