Baustoff Unionの信頼性と革新
チームのサイズを小さく保ちながら、IBM i、Windows、Web、モバイル・ソリューションで同じスキルを使うことができます
LANSAの多くのお客様とパートナーは、長年に渡り企業のビジネスニーズと、市場での可能性に合わせて行くために、拡張発展し続けるソリューションがあります。以下では、LANSAのドイツのビジネスパートナーS.M.Hartmann(SMH)による、15年以上にわたり顧客Baustoff UnionのITを、最先端に導いた成功談の1つを紹介します。
Baustoff Union(BU)は、1997年にSMH ERPソリューションを使い始めました。RPGベースだったソリューションは、数年の間に、LANSAの開発と統合のツールを使って元のプログラムが拡張されて、段階的に置き換えられています。ERPシステムは現在も健在で、最新のユーザー・インターフェース、TomTom WEBFLEETとの連携、MSのExcelと連携したダッシュボード、EDI機能、BUの顧客にはデジタル通信フォーマットの選択肢を提供しています。LANSAのモバイルのアプリビルダーLongRangeを使ってSMHが開発したアプリは、BUの管理者が、あらゆる重要な企業指標へのアクセスすることを可能にしています。現場のBUの顧客担当者は、すべての顧客関連情報にアクセスするために、モバイル機器を提供されています。
SMHソリューションは、Baustoff Unionの並外れた成長をサポートし、在庫品に対する注文から3時間以内の配送の保証、6倍の在庫回転率などの達成に、劇的な効率改善に役立っています。
並はずれた成長
Baustoff Unionは、ドイツの最大の州であるババリアで、建築資材、建築サービス、機器レンタルを提供する大手企業です。BUは、プロと個人の顧客の両方に高品質な製品とコンサルタント業務を提供しています。最近、BUホールディングAG & Coは、売上高と従業員数の並外れた成長で、「ババリアの中堅企業ベスト50」(50社中の4位)になったことを誇りに思っています。
BUの常務取締役のOtto Förtschは、特に現在の経済環境においての勝利は、グループが所有する建設会社の大成功によるものと認識しています。「我社は、顧客指向が強く、市場で誰もが知っているブランドを目指して努力して来ました。BUとそのパートナーが唯一できることは、高い品質を約束することです。改良のためのアイデアを一貫して実行に移すことだけでなく、従業員の継続的なトレーニングを通して、高い品質を維持しています。技術的観点からは、私達はいつも革新的で、最新の基準を採用することを指針にしています。」と彼は説明しました。
Förtschは、BUが革新と顧客にフォーカスしている例として、360度回転し、28メートルの高さまで拡張することができる、特別に開発されたクレーンをトラックに装備していることを挙げました。十分な回転と十分な高さは、ほとんどの工事現場で、2台ではなく1台のクレーンでの仕事を可能にして、お客さまの時間とお金を節約しています。
IT環境の選択、導入、継続的な再評価においても、BUは、お客様に提供するのと同じ成果の尺度である、品質、革新、価値、コスト最適化を要求しています。これらの尺度に従って、BUは1997年に、並外れた信頼性、セキュリティ、性能を持つコンピュータ・プラットフォームとして、IBM i(IBM AS/400)を選択しました。同年に、幅広い機能、使い易さ、ローカルのサポートが得られるSMH ERPシステムを導入しました。
IT環境の選択、導入、継続的な再評価において必要なのは品質、革新、価値、コスト最適化
完璧な機能
進化しつづけるIBM iプラットフォームとSMH ERPソリューションは、現在も健在で、BUの成長と革新をサポートする最新のIT環境を提供しています。「市況もテクノロジーも大きく変化したけれども、私達の15年前の選択は、現在も正しいものであると確信します。」とFörtschは語りました。
元はRPGで開発されたSMH ERPソリューションは、SMHユーザーのために円滑で低リスクに刷新するLANSAの開発機能で、拡張されて段階的に刷新されます。
「SMH ERPシステムの完璧な機能は、私達のビジネスの成功にとって重要で、SMHとの私達のパートナーシップもそうです。SMHは、全ての開発と保守のフェーズで私達をサポートし、いつも短時間で私達の要件を実現して来ました。」Förtschは続けます。「私達のERPシステムの信頼性は、主として、SMHの知識とプロフェッショナリズムによるもので、結果として自分でカスタマイズをする必要はありません。」
SMH常務取締役のジークフリート ハルトマンは、彼のチームがどのように顧客を満足させて、企業を成長させているかを説明しました。「2006年にLANSAと組んで以来、最新のソフトウェア・アプリケーションを作成し保守するため、既存の実績のあるIBM iプログラムを刷新し拡張するための全てのツールを手にしています。LANSAのツールはクロス・プラットフォームなので、チームのサイズを小さく保ちながら、IBM i、Windows、Web、モバイル・ソリューションで同じスキルを使うことができます。」
チームのサイズを小さく保ちながら、IBM i、Windows、Web、モバイル・ソリューションで同じスキルを使うことができます
TomTom WEBFLEETとの連携
「私達は、沢山のプロジェクトで非常にうまくLANSAツールを使っています。」Hartmannは続けて、高いROIプロジェクトの例として、BUのERPシステムとTomTom WEBFLEETのルートと配達注文についての情報をやりとりで、LANSA Integratorで開発したWebサービスが使用されていることをあげました。このソリューションは、BUの車両の手配係がBUのトラックの現在位置を検索して、配送オーダーを選択的に最も近い場所にいる車両に送ることを可能にしました。「LANSA Integratorを使って、TomTomのWebソリューションと私達のIBM iが通信することは簡単でした。SMHは、納期も予算も予定通りにプロジェクトを終えました。」とFörtschは話しました。
「ソリューションは、BUが処理を最適化することを可能にし、6年間に300%以上の効率アップに寄与しました。BUが現在、高くつくお客様の工事の遅れを避けるために、在庫に対する注文から3時間以内の配達を保証することができるので、お客様へのサービスも向上しています。」
高くつくお客様の工事の遅れを避けるために、在庫に対する注文から3時間以内の配達を保証
XMLとEDIのオーダー
BUは、300を超える仕入先と小売店によって共同所有され、1,400ヶ所を超える家の修繕と建築資材のチェーンのHagebauの株主です。Hagebauは、株主のための購買組織の中心として機能し、Soltauにある本部といくつかの他の場所で倉庫施設を提供しています。
BUは、Hagebauと継続的に情報を交換する必要があります。この実現に、SMHは、LANSA Composerを使って、XMLまたはEDIフォーマットで自動的に注文をHagebauに送る特別な機能をERPシステムに作成しました。Hagebauは、注文を中央倉庫で受けるか、関連した仕入先に転送します。このソリューションは、伝送、データ変換、個別のビジネス処理を統合するプラットフォーム、LANSA Composerにより実現しました。
LANSA Composerは、受信トランザクションの処理にも使用されています。例えば、直接Hagebau FTPサーバーからの個々の仕入先の請求情報を集めて、ヘッダーとアイテムデータをBU ERPシステム中の注文データと比較し、自動的に対応するリンクを作成します。
現在、80%を超える注文と請求は、プロセスの監視コストを最小に下げたこの方法で処理されます。他の仕入先の請求書が入手できれば、さらな節約が可能です。
BUは、EDIFACT、電子メールのPDF添付、専用フォーマットの選択肢をお客様に提供して、請求書の発行を自動化しています。
最近のいくつかのITプロジェクトは、BUのプロセスをよりスマートに、より費用対効果が向上することに貢献しました。例えば、BUのIBM i DB2データベースに直接アクセスするVisual LANSAによって開発された、マイクロソフトExcelでデータを抽出するオプションを持つ、Windowsベースの統計/ダッシュボードのソリューションを通して、BUの財務部は主要な部門の評価を行っています。「プログラムは、必要な全ての評価基準に絶対な透明性を提供しています。これにより、直近の10年で6倍の在庫回転率の増大を可能にしました。」とFörtschは話しました。
評価基準に絶対な透明性を持つことで、直近の10年で6倍の在庫回転率の増大を達成
モバイル
別の非常に先進的なプロジェクトは、モバイルのテクノロジーに関係しています。SMHは、LongRange(LANSAのネイティブ・モバイル・アプリ開発ツール)を使い、モバイルのアクセスによるERPシステムの拡張をしました。モバイルによるERPの拡張は、BUの現場の顧客担当者が、顧客情報、価格、在庫の有無、注文、GPSと地図を使った最短の発送ルートにアクセスすることを可能にしました。2番目のモバイルのアプリは、重要な評価基準と関連した企業指標を見るために、BUの管理者がiPadとiPhoneを使うことを可能にしました。
「私は、モバイルの開発を、オブジェクティブCまたはJavaの開発者にアウトソーシングする必要がなく嬉しく思います。LANSAは、RPGとDDSスキルを持つ開発者のためにLongRangeを提供し、また、LANSAの開発者のためのバージョンもあります。従って、私達のERPシステムを保守しているのと同じ開発者が、ERPシステムに対するネイティブ・モバイルのアクセスに関わっています」とHartmannは説明しました。
「SMHは適切なパートナーであることに、私達は自信があります」とFörtschは結論づけました。「SMHは、元々革新的で、いつでも改良とさらなる開発に興味があり、ちょうど私達がそうであるように、最も高い品質を約束しています。2つの企業の相性はパーフェクトです。」
モバイルの開発を、オブジェクティブCまたはJavaの開発者にアウトソーシングする必要がなく嬉しく思う
会社とシステムの情報
- BU HOLDING AG & co. KGは、1,100人を超えるスタッフを雇用している家族所有の企業で、建築と庭のセンター(OBIフランチャイズ加盟店)と、建築資材卸売(Baustoff Union)のビジネスを行っています。BUの本部はドイツのニュルンベルクにあります。
詳細はhttp://baustoffunion.deでご覧ください。 - S.M Hartmann社は、30年以上続いている中堅の信頼できるソフトウェアとコンサルタントのパートナーです。SMH/ERPは、企業の全て要件とプロセスをカバーしています。
詳細はwww.smhsoftware.deでご覧ください。