【LANSA Tips】WebページでIBM iユーザープロファイルを使用したサインオン検証を実行する方法

World WideのLANSA技術フォーラムに投稿されたトピックと、日本のお客様からのお問い合わせへの回答の中から、皆様にお役に立つLANSAの開発テクニックやトラブルシュートに関する情報をご紹介します。

質問

WebページでIBM iユーザープロファイルを使用したサインオン検証を実行する方法を教えてください。

回答

LANSA提供の組み込み関数「CHECK_IBMI_SIGNON」がありますが、これは、クライアント/サーバータイプのアプリケーションでのみ使用可能なため、Webページのアプリケーションでは使用できません。

Webページで、IBM iユーザープロファイルを使用したサインオン検証を実行するには、LANSA提供のサンプル・プログラム「UF_3GCHKPW」が使用できます。

サンプル・プログラム「UF_3GCHKPW」の使用については、以下を確認ください。

使用するための条件

「UF_3GCHKPW」は、Visual LANSA フレームワーク(以下、VLF)提供のサンプルのCLプログラムです。

使用するためには、LANSA/ADのインストール時、または、区画の作成時に、VLFをインポートする必要があります。

導入場所

「UF_3GCHKPW」は、区画のモジュール・ライブラリに導入されます。

対象区画のモジュール・ライブラリに存在しない場合は、SYS区画のモジュール・ライブラリ(DCXMODLIB)に存在するか確認ください。

導入方法

「UF_3GCHKPW」が見つからない場合は、対象区画にVLFをインポートしてください。

使用方法

  1. 「UF_3GCHKPW」は、そのまま使用しないでください。「UF_3GCHKPW」は、VLFのアップデートにより内容が変更され、互換性が失われる可能性があります。「UF_3GCHKPW」をコピーして、ユーザー自身のプログラムを作成してください。
  2. 「UF_3GCHKPW」はサンプル・プログラムです。ユーザー自身の責任で使用してください。
  3. 「UF_3GCHKPW」のソースコードは、ソースファイル「UF_3GSRC」、メンバー「UF_3GCHKPW」で提供されています。ソースコードをコピーして、ユーザー自身のサインオン検証プログラムを作成できます。
  1. 「UF_3GCHKPW」は、IBM i上のCLプログラムです。サーバーモジュールから、CALLして使用してください。Windows実行環境では使用できません。
有償の「LANSAテクニカル・ホットライン・サービス」をご契約いただければ、過去データベースの検索から今回ご紹介した以外の技術情報を探すことも出来ます。 「LANSAテクニカル・ホットライン・サービス」のご契約についてはお問い合わせフォーム(https://www.lansa.jp/inquiryform/)よりお問い合わせください。

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