ハイブリッド・ローコードで従来のローコードの制限を克服
ハイブリッド・ローコード
企業向けのアプリケーション開発は複雑で手間がかかることは、以前から周知の事実でした。
ローコードの魅力は最小限のコーディングでアプリを簡単に開発できることですが、こと企業向けの複雑なアプリケーション開発となると、どうしても従来型のコーディングによる追加の作業が必要です。
しかしながら、他のローコード・プラットフォームではそのコーディングはIDEの外部で、他の言語、別のプラットフォームを利用して行います。
それと比較して、Visual LANSAであれば1つのIDEでアプリケーション全体をコーディングすることができます。
最近、TechRadarにこのような記事がありました。「ローコードでは十分ではなく」、「ローコード開発のスピードと効率に、従来の開発の表現力や機能を組み合わせることで、あらゆる規模の顧客が非常に複雑なアプリケーションにも取り組むことができる」。
これこそが、Visual LANSAがアプリ開発に当初からハイブリッド・ローコードのアプローチ（1つのIDEで従来のコーディングとローコードを組み合わせる）を採用する理由です。開発者のニーズを理解するからこそ、LANSAでは複数の開発ツールがIDE 内で直接提供されています。
使い勝手のよい場所ではローコードを利用し、より柔軟性が必要な場合はコーディングをします。Visual LANSAが強力な開発ツールと言われるのは、コア・ビジネスに必須となる実用的なアプリケーションを作成するために、開発者が必要なものを理解しているからなのです。
従来のローコードの短所：
- 1つのアプリケーションに対し、複数の異なるツールが必要
- アプリケーションの一部を異なる言語、異なるプラットフォームで作成することによって生じるメンテナンスの増加
- 1つのアプリケーションを複数のプラットフォームでコーディングすることによる開発期間の延長
Visual LANSAのハイブリッド・ローコードの長所：
- IDE内でローコードと従来のコーディングの両方が可能
- すべてのコーディングとメンテナンスが 1つの開発プラットフォームで完成
- 開発者に必要なツールが一箇所に集結
従来のローコード・プラットフォームの課題
従来のローコード・プラットフォームは、企業がコア・アプリに必要とする機能をその通りに提供するには十分ではありませんでした。そのため、企業はローコードでは提供されない機能を、従来のコーディングを使って実現しなければいけませんでした。
また、ローコード・プラットフォームは、いまだ利便性やアプリ開発の速さをアピールしていますが、コア・ビジネス・アプリの作成に必要な追加ステップについては言及していないことが散見されます。この追加のステップにより、コストや時間がかかるだけでなく、アプリケーションのデマンドに追いつく事に苦労している開発者にさらなる負担を強いることとなってしまいます。
アプリケーションを従来のローコード・プラットフォームを使って開発し、従来の言語で作成された外部プログラムで機能を追加する場合、弱点がいくつかあります。
1つは、異なる言語で作成されたアプリは別のツールでメンテナンスする必要があるということです。
これにより、アプリの開発だけでなく、メンテナンスやアプリ更新にもコストと時間がかかることになります。
2つ目は、開発者が複数の開発ツールを使いこなす必要があり、1つのアプリを完成させるためにその複数のツールの行き来が発生することです。これでは、せっかくローコードで節約できた時間が、アプリを完成するために開発者がツールを切り替えている間に失われてしまうのです。
Visual LANSA のハイブリッド・ローコード・ソリューション
Visual LANSAを利用することで、IDEを離れることなく、複雑な企業のアプリケーション開発のすべてを完成できます。ローコードとLANSA 独自の開発言語を組み合わせて使用することで、開発者はアプリの開発に必要なツールをすべて一箇所で利用できます。
作業に最適なツールが使用できることで、アプリ開発を加速されるだけでなく、アプリの統合も簡単に行うことができます。また、複数のオプションがIDE 内で直接利用できるので非常に便利です。
アプリケーション開発はすでに複雑な作業であり、ツールや言語を増やすことは、開発をより複雑にするだけです。Visual LANSAは、開発者に必要なツールすべてを使いやすい場所に集中してまとめることで、アプリ開発の複雑性を軽減し、開発者の効率を向上できます。またIDEから離れることなく、作業に適したツールが選択できます。
LANSAの企業アプリケーションの開発効率は、従来のローコード開発プラットフォームが提供するレベルをはるかに超えています。開発者はLANSAのローコード・プラットフォームで直接コーディングできるため、開発効率が上がり、アプリケーション開発の無駄をなくすことができます。
つまり、アプリケーションをより早く開発することが可能で、複雑なコア・ビジネス・アプリケーションの処理にも適しているということです。
Visual LANSAについてもっと詳しく知りたい場合は こちら よりお気軽にお問い合わせください。