RDMLXファンクションのデバッグ方法

2023年9月13日

World WideのLANSA技術フォーラムに投稿されたトピックと、日本のお客様からのお問い合わせへの回答の中から、皆様にお役に立つLANSAの開発テクニックやトラブルシュートに関する情報をご紹介します。

質問

RDMLXファンクションのデバッグ方法をご教示下さい。
ファンクションはIBM i上で稼働します。

回答

LANSA/ADではRDMLXのデバッグは行えませんので、
以下の手順でVisual LANSAを使ってリモートデバッグを行ってください。

Windowsファイヤーウォール

止められれば一時的に止めます。
またはVisual LANSAのデバッグリスナーを許可します。(C:\program files\lansa\connect\vldbgsrv.exe)

Visual LANSA

Visual LANSAを起動します。
[ファイル] – [オプション] – [デバッグ] の 'コンピュータ名’ に、PC名またはIPアドレスを指定します。
(IBM iからPC名またはIPアドレスに対してPINGが通る必要があります)
サービスを再開始します。

5250エミュレータ

下記のようにRDMLXファンクションを実行します。
Visual LANSAで自動的にファンクションのソースが開かれデバッグが開始されます。

例)
LANSA REQUEST(X_RUN) PROCESS(PSLUTLX) FUNCTION(PSLINIX) PARTITION('DEM’) LANGUAGE('JPN’) X_RUNADPRM('DBUG=Y DBHT=pce0083:51235’)

パラメータDBHTには2で指定した「IPアドレス:ポート番号」を指定します。

有償の「LANSAテクニカル・ホットライン・サービス」をご契約いただければ、データベースの検索(https://demo.lansa.jp/qadb/)」から、今回、ご紹介した以外の技術情報も探すことが出来ます。 「LANSAテクニカル・ホットライン・サービス」のご契約についてはお問い合わせフォーム(https://www.lansa.jp/inquiryforms/)よりお問い合わせください。