Visual LANSA V15+ の EPC150050 ― Windows11 のサポート、新しいユーザーインターフェース、その他の新機能を追加

Visual LANSA バージョン15+の EPC150050 がリリースされました。

この EPC は、Visual LANSA バージョン15+ の一連の機能の追加としてビルドされます。V15+ では、”プログレッシブ Web アプリケーション”に対するサポートが導入され、開発者はパワフルなローコードを活用することで、プログレッシブ Web アプリケーション (PWA) を簡単に、かつ素早く作成することができるようになりました。

今回のクオリティ・リリースには、117 件の拡張機能、最適化、およびバグ修正が含まれています。前回の 150040EPC 以降、ホットフィックスやパッチを通じて提供された、最新の修正や変更のすべてが含まれています。

EPC150050 の新機能

この EPCでは、Windows 11 OS に対する互換性の提供、および新しいユーザー・インターフェースの更新が主な特徴となっています。

Windows 11 オペレーティング システムのサポート

この EPC には、LANSA V15 が Windows 11 をサポートするために必要となるアップデートのすべてが含まれています。

ユーザー・インターフェース (UI) の更新

Visual LANSA ホーム画面およびウェルカム画面のインターフェースがモダナイズされ、このインターフェース・アップデートにより、新規のLANSA のお客さまに LANSA をより簡単に使っていただけるようになりました。また、今後の Visual LANSA の UI がどのように進化した新デザインになるかも感じとっていただけると思います。

IDE の拡張機能

EPC150050 により、アプリケーション開発者は ActiveX の分野において IDE をより安定的に使用できるようになりました。またIDE のエディターの使用感、Excel の統合、UTF-8 の拡張サポートなどの機能も向上しました。

追加された拡張機能

今回のリリースでは、Web サービスの Base64 データのサポート機能が拡張されました。開発者は、新しい BytesAsObject 形式を使って、BLOB タイプのフィールドを JSON オブジェクトとして送受信できるようになり、ファイル名、MIME の種類、BLOB ファイルの Base 64 エンコーディングといった情報をプロパティとして提供できます。

このリリースでは、組み込みファンクション BitShiftLeft および BitShiftRight もサポートされています。

詳細情報およびお問い合わせ

インストール方法、最適化された内容や修正されたバグについての詳細は EPC150050ページ を参照してください。

EPC について

EPC (Expedited Program Changes) には、LANSA 製品の修正および拡張機能が含まれています。EPC は最新のレベルに更新し、直近の修正や機能、また拡張機能のすべてを揃えておくことをお勧めします。