LANSA EPC150060の新機能
今回リリースされたEPC150060では、開発者の生産性向上のための重要な機能が拡張されました。このブログでは、このリリースに含まれる主な拡張機能をご紹介します。このEPCにより、Visual LANSAを使ってパフォーマンス、アクセシビリティ、セキュリティを向上できることがご確認いただけると思います。
このアップデートのインストール方法については、こちらをご覧ください。現在メンテナンス契約をされていないお客さまは、弊社営業担当者までお問い合わせください。
オフライン機能の強化
ローカルデータベースの例 – Visual LANSA IDEサーバモジュールの [データモデル] タブ
オフライン機能を拡張するため、今回のEPCでは、ローカルデータベースとオフラインのサポートが導入されました。この機能を活用することで開発者は、安定したインターネット接続がない状態でもスムーズに作動する、堅牢なアプリケーションを構築できるようになります。VL-Webの「オフライン・ファースト」戦略を更に進化させたこの機能を活用することで、データをローカルに保存し管理することができ、アクセスが中断されることがなく、パフォーマンスの向上が保証されます。
W3Cアクセシビリティ標準の採用
W3Cアクセシビリティ・イニシアティブ(WAI)標準 © W3C
EPC150060では、アクセシビリティも大幅に向上します。VL-Webアプリケーションは、WCAG、ATAG、UAAGを含む、W3C アクセシビリティ・イニシアティブ(WAI)標準に準拠するようになります。これにより、障がい持つ人を含め、その他より多くの人がこのアプリケーションにアクスできるようになり、ユーザー・エクスペリエンスとコンプライアンスが向上します。
LANSA Connect OpenSSLによるセキュリティ強化
セキュリティの重要性を考慮して、EPC150060ではLANSA Connect OpenSSLが導入されました。この拡張機能により、システム間通信のセキュリティと信頼性が向上します。Visual LANSA v15+およびLANSA Open .NETにも最新のSSL/TLSプロトコルが適用され、暗号化された安全なデータ交換が可能になります。
今回のリリースにより、LANSAのお客様にはこれまで以上にパワフルなアプリケーション作成が可能になる機会が提供できると確信しています。