LANSA製品及び関連製品不具合情報(LANSA/AD)


問題: VLFBASEまたはVLFALLのインポートが完了しない
詳細: 「区画の初期化」でVLFBASEまたはVLFALLをインポートした時に、サブシステム配下のインポートジョブが完了せずに残ります。
対応: パッチHF150060により問題を修正しています。
(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送りいたします。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。
宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ HF150060 送付希望


問題: SUBMITコマンド実行時に「パラメーターMSGQが複数回指定されている」のエラーが発生する
詳細: 「SUBMITコマンドユーザ出口プログラム」でMSGQパラメーターを指定している時、SUBMITコマンド実行時に「パラメーターMSGQが複数回指定されている」のエラーが発生します。
対応: パッチHF150059により問題を修正しています。
(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送りいたします。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。
※パッチHF150059の適用には、前提のEPC150060が適用されている必要があります。
宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ HF150059 送付希望


問題: SUBMITコマンドのMSGQパラメーターが*USRPRFに固定される
詳細: SUBMITコマンドのMSGQパラメーターがIBM iのSBMJOBコマンドのMSGQパラメーターの値を参照せず、*USRPRFに固定されます。
対応: パッチHF150059により問題を修正しています。
(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送りいたします。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。
※パッチHF150059の適用には、前提のEPC150060が適用されている必要があります。
宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ HF150059 送付希望


問題: EPC150060適用後、RDMLプログラムからRDMLXプログラムを呼び出すアプリケーションにおいて異常終了が発生する場合がある
※旧EPC150060(2024年2月26日以前にダウンロード)を適用の場合のみ問題が発生する場合があります。

詳細:
V15 の EPC150060 適用後、RDMLプログラムからRDMLXプログラムを呼び出すアプリケーションで問題が発生します。
EPC150060 を適用後、特定の状況下では既存のアプリケーションの実行が失敗し、IBM ジョブ ログに MCH3601 ポインター エラーが出力されます。
x_err.log には次の内容が含まれます。

Message : (0166) - Process/Function invocation tracking area has been corrupted.
Routine : X_Rmv_from_Invocation_Stack

対応:
※旧EPC150060(2024年2月26日以前にダウンロード)を適用されていないお客様はこちらの対応は不要です。

1.新EPC150060をダウンロードし、再適用してください。
2.旧EPC150060を適用後にコンパイルしたRDMLXファンクションをリコンパイルしてください。

旧EPC150060 : 2024年2月26日以前にダウンロードされたEPC150060(解凍後に作成されるAllEPCs.exeの更新日付が2024年1月17日)
新EPC150060 : 2024年3月26日以降にダウンロードされたEPC150060(解凍後に作成されるAllEPCs.exeの更新日付が2024年3月5日)


問題: CLから呼び出されたLANSAファンクションで更新したデータのコミット制御がCL側でできない
詳細: CLから呼び出されたLANSAファンクション内で更新したデータに対してCOMMITしない場合に、
呼び出し元のCLに戻されたタイミングで全ての更新情報がROLLBACKされます。
回避策:パッチ(V12SP1:HF873011、V13SP1:HF131105)を適用してください。
※パッチ適用前に、V12SP1にはEPC873を、V13SP1にはEPC131100を必ず適用してください。


問題: SPIN0322で新規インストール後、新しいユーザー・プロファイルを登録しても、そのユーザーでDEM/SYS区画にサインオンできない
詳細: V12SP1 SPIN0322の新規インストール時、区画のセキュリティ定義が間違って設定される為、新しいユーザーを作り、DEM/SYS区画に登録しても、そのユーザーでDEM/SYS区画にサインオンすることができません。
新しく区画を作成した場合も、SYS区画の情報をもとに作成される為、この問題が発生します。
アップグレード時、及びV12SP1の以前のSPINにてインストールされた場合には、この問題は発生しません。
回避策:以下の通り対応してください。
【これからインストールをされるお客様】
この問題が修正されたSPIN0325を出荷いたします。SPIN0325のインストール媒体を入手してインストールしてください。
【SPIN0322より前の媒体でインストールされたお客様】
特に影響はございません。
【SPIN0322にてインストールされたお客様】
回避策の詳細をお伝えいたしますので、お手数ですが LANSAテクニカルホットライン・サービス フリーダイヤル 0120-233-061(受付時間 9:30-12:00、13:00-17:30) までお問い合わせください。本件に関するお問い合わせは、LANSAテクニカルホットライン・サービスのご契約に関わらずお受け致します。


問題: LANSA/ADアプリケーション実行時に英語のメッセージが出力される場合がある
詳細: V12SP1へのアップグレードにて、置き換えられるLANSA提供のメッセージファイルDC@M01が英語のメッセージです。
そのため、LANSA/ADアプリケーション実行時に英語のメッセージが出力される場合がございます。
回避策:アップグレードの際に、以下作業をお願い致します。
1) DC@M01に日本語のメッセージを格納するために、DC@M01JPNをDC@M01にマージして下さい。

コマンドは以下になります。
MRGMSGF FROMMSGF(DCXPGMLIB/DC@M01JPN) TOMSGF(DCXPGMLIB/DC@M01)
※DCXPGMLIBには、お使いのLANSAプログラムライブラリ名をご指定下さい。


問題: V12SP1へのアップグレードで、組み込み関数の定義が初期化される
詳細: V12SP1へのアップグレードにて、内部ファイル DC@F47,DC@F48が初期化されます。
そのため、ユーザー定義組み込み関数と代理店提供の組み込み関数が消去されてしまい、LANSA V12SP1が提供している組み込み関数のみ存在することになります。
回避策:アップグレードの際に、以下作業をお願い致します。
1) アップグレード前に、内部ファイル LANSA PGMLIB/DC@F47、F48 のバックアップを取得して頂きます。
2) LANSAアップグレード後に、バックアップのDC@F47、DC@F48からデータを移行して下さい。

コマンドは以下になります。
CPYF FROMFILE(バックアップ/DC@F47) TOFILE(DCXPGMLIB/DC@F47) MBROPT(*ADD) FMTOPT(*MAP *DROP) ERRLVL(*NOMAX)
CPYF FROMFILE(バックアップ/DC@F48) TOFILE(DCXPGMLIB/DC@F48) MBROPT(*ADD) FMTOPT(*MAP *DROP) ERRLVL(*NOMAX)
※DCXPGMLIBには、お使いのLANSAプログラムライブラリ名をご指定下さい。


問題: V12SP1へのアップグレードで、区画のフレームワークとグループが初期化される
詳細: V12SP1へのアップグレードにて、内部ファイル DC@FFR(フレームワーク),DC@FGI(グループ)が初期化されます。そのため、自分で作成したフレームワークとグループが消去されます。具体的には、作成した区画の全フレームワークとグループ、区画DEM,SYSで自分で追加したフレームワークとグループが消去されます。
回避策:V12SP1へのアップグレード前に、内部ファイル LANSA DATA LIBRARY/DC@FFR , DC@FGI のデータのバックアップを取得して下さい。そして、アップグレード後に、バックアップのデータをファイルへ戻して下さい。


問題: EPC863適用後 - 5250デバッグ機能を使用すると、一部に文字化けが発生する
詳細: EPC863を適用後、5250デバッグ機能を使用すると、一部に文字化けが発生します。
回避策:パッチEPC863USRSを適用してください。
パッチの詳細および適用手順については、EPC863USRS.zipに含まれるinstruction.htmを参照してください。
※パッチ適用前に、必ずEPC863を適用してください。


問題: IBM i からWindowsサーバーへのスーパーサーバー接続時に変換テーブルがロードできない
詳細: IBM i からWindowsサーバーへのスーパーサーバー接続時に、変換テーブルがロードできず処理が異常終了します。
回避策:パッチEC859P01を適用してください。
パッチの詳細および適用手順については、EC859P01.zipに含まれるEC859P01.htmを参照してください。
※パッチ適用前に、必ずEPC859を適用してください。