LANSA製品及び関連製品不具合情報(LANSA Integrator)


問題: V7R3M0/V7R4M0向けの特定のPTFを適用後、"Authentication token tampering" というエラーが、クライアント-サーバー間のデータ暗号化を必要とする処理において発生

詳細: V7R3M0/V7R4M0向けの以下のPTFを適用後、"Authentication token tampering" というエラーが、クライアント-サーバー間のデータ暗号化を必要とする処理において発生していました。

  • SI75782 5770JV1 V7R3M0
  • SI75739 5770JV1 V7R3M0
  • SI76356 5770JV1 V7R4M0
  • SI76324 5770JV1 V7R4M0

解決策: パッチEPC150006INT_11006.ZIPを適用して下さい。
パッチが必要な場合には、恐れ入りますが以下の宛先にメールでご連絡下さい。
折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。

宛先:qa@lansa.jp
件名:EPC150006INT_11006.ZIPの送付
貴社名、ご担当者名、メールアドレスをご記入下さい。


問題: メール本文に画像が添付されており、さらにメールにファイルが添付されている場合に、POP3MailService SAVE OBJECT(*TEXT)でメールの本文を保存できない

詳細: メールに添付されているファイルを添付ファイルとして優先して扱い、本文の画像を添付として扱っておりませんでした。
そのため、MIMEにある画像のContent-Typeを正しく処理できず、エラーが発生していました。

解決策: メールの添付ファイル、本文の画像とも添付として扱うように機能拡張を行いました。
パッチEPC132800INT-170906を適用して下さい。
パッチが必要な場合には、恐れ入りますが以下の宛先にメールでご連絡下さい。
折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。

宛先:qa@lansa.jp
件名:EPC132800INT-170906の送付
貴社名、ご担当者名、メールアドレスをご記入下さい。


問題: POP3MailServiceを使用してメール本文をIFSに保存時に、全角文字が文字化けする

詳細: POP3MailServiceでは、メール本文をいったんUnicodeにエンコードしますが、その際に、MIMEメッセージのcharset(文字コード)を参照していませんでした。
MIMEメッセージのcharset(文字コード)を参照してエンコーディングを行うように変更しました。

解決策: パッチEPC132800INT-170525を適用して下さい。
パッチが必要な場合には、恐れ入りますが以下の宛先にメールでご連絡下さい。
折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。

宛先:qa@lansa.jp
件名:EPC132800INT-170525の送付
貴社名、ご担当者名、メールアドレスをご記入下さい。


問題: Windows OSのアップグレード後、JSM server is not licenced for service (JSM サーバーはサービスのライセンスがない) のエラーが発生

詳細: Windows OSのアップグレードにより、Windows上のLANSA Integratorのライセンスが無効になる場合があります。(IBM i上のLANSA Integratorのライセンスには、この問題は発生致しません。)
Windows OSのアップグレードはレジストリ内の同期に問題を引き起こす場合があり、それによりライセンスの確認が失敗します。
これは特定のOSに限定した問題ではなく、あらゆるOSのアップグレードで発生する可能性があります。
注意:この問題はLANSA Integratorに限定したものではなく、JSMを使用した他のLANSA製品やアプリケーションで発生する可能性があります。例:LANSA Composer

解決策: シンボリック リンクを復元するレジストリ ユーティリティーを実行します。
ユーティリティーをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりユーティリティーをお送り致します。(ユーティリティーの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。)

宛先:qa@lansa.jp
件名:LANSA Integrator ユーティリティー lansa64reginit 送付希望


問題: EPC131200を適用するとJSMライブラリの特定のファイルを上書きしてしまう
詳細:EPC131200を適用するとJSMライブラリの以下のファイルを上書きしてしまいます。

DC@W29
DC@W30
DBMFILTER
DBMFOLDER
DBMUSER
SFMFILTER
SFMFOLDER
SFMUSER (以上、全てPF)

この不具合により、お客様が作成したレコードが失われます。
最後に保管したバージョンのファイルからのコピーが失敗するため、 出荷時のデータになります。
回避策:EPC131200のこの不具合をEPC131300にて修正いたしました。EPC131200ではなく、EPC131300の適用を行なってください。
また、既にEPC131200を適用されたお客様は、EPC131300も必ずご適用ください。


問題: HTTPOutboundServiceが自身をHTTP/1.1と認識し、応答メッセージの破損が発生する場合がある
詳細: HTTPOutboundServiceが自身をHTTP/1.1と認識するようになりました。HTTPクライアントが HTTP/1.1 のプロトコルをサポートしているため、いくつかの HTTP サーバーは応答コンテンツをチャンク形式転送エンコーディングメカニズムを使用して送ろうとします。これにより、応答メッセージの破損が発生する場合があります。
回避策:パッチEPC869INT-111123.zipを適用して下さい。
パッチが必要な場合には、恐れ入りますが以下の宛先にメールでご連絡下さい。
折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。

宛先:qa@lansa.jp
件名:EPC869INT-111123.zipの送付
貴社名、ご担当者名、メールアドレスをご記入下さい。


問題: LANSA以外のソフトをIBM System i にインストール(アップグレード)後、LANSA Integratorでライセンスエラーが発生
詳細: LANSA以外のソフトをIBM System i にインストールした時に、環境変数が設定されてしまい、その結果、Integratorでライセンスエラーが発生します。最近インストール/アップグレードしたソフトウェアが、以下のようなライセンスタイプを使用していないかチェックします。
コマンドラインで WRKENVVAR LEVEL(*SYS) を実行し、環境変数が以下のようになっていないか確認します。
LSFORCEHOST=<A server>  ※<A server> はネットワーク内でのサーバー名
この環境変数が設定されていた場合、それがLANSA Integratorアプリケーションのライセンスエラーの原因です。
回避策:この問題が開発環境ではなく実行環境で起こっているのであれば、直ちに環境変数 LSFORCEHOST を除去して下さい。 その後LANSA IntegratorのサブシステムJSMを再起動してください。
また、原因となったソフトウェアベンダーに連絡し、他の製品に影響する可能性があるにも関わらず、 なぜ環境変数 LSFORCEHOST をシステムレベルで設定する必要があるのかをご確認ください。 さらに、システムレベルの環境変数 LSFORCEHOST を除去することで、その製品に影響があるかをご確認ください。