LANSA製品及び関連製品不具合情報(Visual LANSA)


問題: EPC150060適用後、RDMLプログラムからRDMLXプログラムを呼び出すアプリケーションにおいて異常終了が発生する場合がある
※旧EPC150060(2024年2月26日以前にダウンロード)を適用の場合のみ問題が発生する場合があります。

詳細:
V15 の EPC150060 適用後、RDMLプログラムからRDMLXプログラムを呼び出すアプリケーションで問題が発生します。
EPC150060 を適用後、特定の状況下では既存のアプリケーションの実行が失敗し、IBM ジョブ ログに MCH3601 ポインター エラーが出力されます。
x_err.log には次の内容が含まれます。

Message : (0166) - Process/Function invocation tracking area has been corrupted.
Routine : X_Rmv_from_Invocation_Stack

対応:
※旧EPC150060(2024年2月26日以前にダウンロード)を適用されていないお客様はこちらの対応は不要です。

1.新EPC150060をダウンロードし、再適用してください。
2.旧EPC150060を適用後にコンパイルしたRDMLXファンクションをリコンパイルしてください。

旧EPC150060:2024年2月26日以前にダウンロードされたEPC150060(解凍後に作成されるAllEPCs.exeの更新日付が2024年1月17日)
新EPC150060:2024年3月26日以降にダウンロードされたEPC150060(解凍後に作成されるAllEPCs.exeの更新日付が2024年3月5日)


問題: V7R5マシンをマスターシステムとして使用時、Visual LANSAにおいてシステムの初期化エラーが発生する

詳細: V7R5マシンをマスターシステムとして使用時、Visual LANSAにおいてシステムの初期化でエラーが発生します。
リスナーのジョブログには「CHKPWD」のエラーが出力されます。

対応:
V15:
EPC150060を適用してください。

V14SP2:
HF142042を適用してください。

※EPCやパッチの適用前に、V15にはEPC150050を、V14SP2にはEPC142070を必ず適用してください。


問題: Windows 11 22H2 Visual LANSA デバッグ機能が動かない

詳細: Windows 11 22H2上のVisual LANSAのデバッグ機能が動かない

対応:
V15:
EPC150060を適用してください。

V14SP2:
以下の2つのパスのlxutil.dllをコピーしてください。

パス1 コピー元 <インストール パス>\x_win95\x_lansa\execute\lxutil.dll
パス1 コピー先 <インストール パス>\Connect\lxutil.dll

パス2 コピー元 <インストール パス>\x_win64\x_lansa\execute\lxutil.dll
パス2 コピー先 <インストール パス>\Connect64\lxutil.dll


問題: Windows 11 22H2 区画の初期化でエラーが発生する

詳細: Windows 11 22H2上のVisual LANSAの区画の初期化の実行時にエラーが発生します。

対応:
V15:
EPC150060を適用してください。

V14SP2:
以下の2つのパスのlxutil.dllをコピーしてください。

パス1 コピー元 <インストール パス>\x_win95\x_lansa\execute\lxutil.dll
パス1 コピー先 <インストール パス>\Connect\lxutil.dll

パス2 コピー元 <インストール パス>\x_win64\x_lansa\execute\lxutil.dll
パス2 コピー先 <インストール パス>\Connect64\lxutil.dll


問題: Windows 11 ネットワーククライアントのアップグレードでエラーが発生する

詳細: Windows 11上のVisual LANSA ネットワーククライアントをアップグレードする際にエラーが発生し、アップグレード処理が完了しません。

対応: アップグレード後のバージョンのネットワーククライアントを新規でインストールし、問題を回避してください。


問題: Windows 11 区画の初期化でエラーが発生する

詳細: Windows 11上のVisual LANSAの区画の初期化の実行時にエラーが発生します。

対応:
V15:
EPC150050を適用してください。

V14 SP2:
EPC142070を適用してください。


問題: Windows Update適用後、Visual LANSA開発環境の起動時に「このリリースに対して有効なLANSAのライセンスがありません」のエラーが発生する

詳細:
1. Windows UpdateがLANSAのレジストリ シンボリック リンクを削除し、エラーが発生する場合があります。
2. ネットワークカードのドライバーが更新後のWindowsに対応しておらず、エラーが発生する場合があります。

対応:
1. シンボリック リンクを復元するレジストリ ユーティリティーを実行します。
ユーティリティーをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。
折り返し、弊社よりユーティリティーをお送り致します(ユーティリティーの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です)。

宛先:qa@lansa.jp
件名:Visual LANSA ユーティリティー lansa64reginit 送付希望

2. ご使用のネットワークカードの対応ドライバーをインストールし、正常に稼働させてください。


問題: コンパイルでエラーが発生する

詳細: オブジェクトの種類(ファイル、ファンクション、フォーム等)を問わず、コンパイルでエラーが発生する。

対応: Windowsの環境変数PATHに指定されている値の文字数(約2800文字)によってコンパイルでエラーが発生します。 環境変数PATHから不要な値等を削除してください。


問題: タイプBooleanのフィールドを新規に作成できない

詳細: Booleanタイプのフィールドの省略値*SQLNULLに必要な入力属性ASQNが区画定義に指定されていないため、タイプBooleanのフィールドを新規に作成することができません。

対応:
1. スレイブシステムをお使いの場合:
(1) IBM iのLANSAシステムの「メイン・システム・メニュー」 → 「システム保守の処理」 → 「システム区画定義の作成/変更」からお使いの区画を選択してください。
(2) ファンクションキー「F21=Change」を実行してください。
(3) 3画面目「RDMLXフィールド省略値変更」の「BOOLEAN」の「入力属性」に「ASQN」を指定してください。
(4) Visual LANSAログオン画面でユーザーとパスワードを入力後、「システムの初期化」ボタンをクリックしてください。
(5) 「オプション」タブの「区画の定義(マスター)」に区画名を入力後、「OK」ボタンをクリックしてください。

2. 独立システムをお使いの場合:
(1) LANSAエディターの「リポジトリ」ビュー → 「システム情報」 → 「区画」からお使いの区画定義を開いてください。
(2) 「利用可能なフィールドタイプ」から「Boolean」をダブルクリックし、「入力属性」の「ASQN」にチェックを付け保存してください。


問題: パッケージ マネージャ起動時にFatal Errorが発生する

詳細: パッケージ マネージャ起動時に、下記エラーメッセージのFatal Errorのダイアログが表示される。

A fatal error has occurred
LANSA Tools was unable to download the required application files.
Please contact LANSA Support (lansasupport@lansa.com.au)

対応: EPC150010を適用してください。


問題: LANSA Event Log ManagerでDBCSが検索ができない

詳細: LANSA Event Log Managerのテキスト検索 (Search in Files) でDBCSが検索できない。

対応: 将来のEPC等で修正予定です。


問題: V14 SP2からのアップグレードが「予期しないエラーが発生しました:E06D7363」で異常終了する

詳細: サービス「Lansa License Service」を実行した状態でアップグレードを行った時に異常終了します。

対応: サービス「Lansa License Service」を終了した状態でアップグレードを行ってください。


問題: SQL認証時、Visual LANSAで既存ファイル定義を開くと異常終了する

詳細: Visual LANSAのODBC設定でSQL認証を使用した場合、既存のファイル定義をVisual LANSAから開くと「LII0520S Visual LANSAの内部エラーです。内部コード= SQL Eerror 0.」のメッセージが表示され、Visual LANSAが異常終了します。

対応: パッチにて、問題を修正しております。
パッチをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。

宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ EPC142000HF_180525 送付希望


問題: Windows 10 April 2018 Update (1803)適用後にダングルが認識されない

詳細: Windows 10のアップデートApril 2018 Update (1803)適用後に、Visual LANSAのダングルが認識されないという問題が発生致します。

対応:

  • Visual LANSA V14 SP2をお使いの場合:
    EPCダウンロードサイトより、問題を修正するEPC142010をダウンロードし、ご適用ください。
  • Visual LANSA V14 SP1以前をお使いの場合:
    下記の手順でlansa.exeを互換モードで実行して頂くことで問題を回避することができます。
    1. Visual LANSAのインストールフォルダ配下のlansa.exeを右クリックし、プロパティを実行します。
      例 C:\Program Files (x86)\LANSA\LANSA\lansa.exe
    2. 「互換性」タブを開き、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを付け、ドロップダウンから「Windows 8」を選択し、OKボタンを押します。

問題: リストコンポーネントのカラムフィールドのClickイベントが発生しない

詳細: EPC141010適用後、リストコンポーネントのカラムフィールドのClickイベントが発生しない

対応: EPC141011を適用してください。


問題: リストコンポーネントのカラムフィールドのプロンプトボタンを押した時にドロップダウンが表示される

詳細: リストコンポーネントのカラムフィールドのプロパティShowprompter(True)を指定し表示されるプロンプトボタンを押した時にドロップダウンが表示される

対応: EPC141011を適用してください。


問題: Windows 10へのOSのアップグレードまたはWindows 10のアップデートの適用後に、Visual LANSA開発環境の起動時に Global data initialisation failed のエラーが発生する

詳細: Windows 10へのOSのアップグレードまたはWindows 10のアップデートは、LANSAのレジストリのシンボリック リンクを削除する場合があり、それによりVisual LANSA開発環境の起動時にエラーが発生します。
64bitと32bitのLANSAレジストリを一致させておくためにレジストリのシンボルリック リンクを使用しています。このレジストリが無いとVisual LANSA開発環境の起動時に Global data initialisation failed のエラーが発生します。

対応: シンボリック リンクを復元するレジストリ ユーティリティーを実行します。
ユーティリティーをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりユーティリティーをお送り致します。
※ユーティリティーの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。

宛先:qa@lansa.jp
件名:Visual LANSA ユーティリティー lansa64reginit 送付希望


問題: フィールドビジュアライゼーションのメモボックス(VisualMultiLineEdit)に入力される文字が、バイト数ではなく、文字数でカウントされる

詳細: フィールドビジュアライゼーションのメモボックス(VisualMultiLineEdit)を使用した際に、メモボックスに入力される文字が、バイト数ではなく、文字数でカウントがされます。
DBCSについても文字数でカウントされるため、本来、入力可能な文字数よりも多くの文字が入力可能になる問題が発生します。
例:
256バイトの文字フィールド(鍵盤シフト:O)の場合、DBCS127文字入力可能のはずが、DBCS256文字入力可能になります。

対応: パッチにて、問題を修正しております。
パッチをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。

宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ EPC1332HF_170815d 送付希望


問題: プロンプトファンクションから値を戻した時に、ファンクション画面が別ウィンドウの背後に隠れる。

詳細: プロンプトファンクションから値を戻した時に、ファンクション画面が別ウィンドウの背後に隠れる場合があります。
この問題はお使いのPCやファンクション以外にウィンドウを開いているソフト等との組み合わせによって、発生する場合と発生しない場合があります。

対応: パッチにて、問題を修正しております。
パッチをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。

宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ EPC1327HF_150330d 送付希望


問題: Visual LANSA V12SP1 EPC873 の開発環境で、論理ファイルをローカルでコンパイルをすることができない
詳細: Visual LANSA V12SP1 EPC873 の開発環境上で、論理ファイルをローカルでコンパイルがするとSQLエラーで失敗します。
※チェックイン時のコンパイルによるIBM i 上での論理ファイルのコンパイルは問題ございません。

対応: パッチにて、問題を修正しております。
パッチをご希望の場合には、お手数ですが、(1)貴社名、(2)ご担当者様名、(3)E-Mailアドレスをお書きのうえ、以下の宛先にメールでご連絡ください。折り返し、弊社よりパッチをお送り致します。
※パッチの入手には、LANSA製品の保守契約が必要です。

宛先:qa@lansa.jp
件名:パッチ EPC873HF-130701 送付希望


問題: 組込み関数CALL_SERVER_FUNCTIONで呼び出されたファンクションへ機種依存文字を渡してファイルに更新すると、シフトインが欠ける
詳細: 組込み関数CALL_SERVER_FUNCTIONで呼び出されたファンクションへ機種依存文字(例:①②③など)を渡して、IBMi上のファイルへ更新をすると、シフトインが欠けた状態でファイルに更新される。

対応:パッチを適用してください。
V12SP1 EPC871HF-120807
V11SP5 EPC863HF-120806
パッチの適用手順については、パッチ適用手順を参照してください。
※V12SP1 EPC871, V11SP5 EPC863 がパッチ適用の前提条件となります。


問題: Visual LANSA V12SP1 EPC871 の開発環境で特定のフォームをコンパイルすることができない
詳細: Visual LANSA V12SP1 EPC871 の開発環境で、以下の条件に該当するフォームをコンパイルすることができません。

1.SUBROUTINEを記述している
2.SUBROUTINEのなかでRDMLXコマンドを使用している
3.SUBROUTINEのなかでRDMLXシンタックスを使用していない

※フルRDMLX、RDML区画の両方で問題が発生します。

対応:パッチEPC871HF-111219を適用してください。
パッチの適用手順については、EPC871HF-111219.zipに含まれる パッチ適用手順.txt を参照してください。
※EPC871がパッチ適用の前提条件となります。


問題: Windows 7にVisual LANSA Xi SP5をインストールする時にSybaseのデータベースが正しく作られない
詳細: Windows 7にVisual LANSA Xi SP5をインストールする時に、データベースシステムを「SQL Anywhere ローカル」を選択すると、Sybaseのデータベースが正しく作られません。
対応: インストール時に、データベースシステムを「SQL Anywhere サーバー/クライアント」を選択してください。


問題: Visual LANSA V12 の開発環境における日本語表記の文字化け
詳細: Visual LANSA V12 の開発環境において、ソースコード上の日本語表記が文字化けし、最悪の場合、チェックイン・アウトができないという現象が発見されました。対象のお客様は、パッチの適用をお願いします。

○対象のお客様○
Visual LANSA V12 の開発環境において、リポジトリデータベースに SQL Server 2008を使用して、FORM、再利用可能パーツ、WAMの開発を行っているお客様。

○具体的な現象○
ソースコード上において、100バイト目にDBCSの2バイト目がある場合、その文字と次の文字が文字化けを起こしてしまいます。漢字コードによっては、チェックイン・チェックアウトに失敗することもあります。

対応:パッチEPC859HF-110120を適用してください。
パッチの適用手順については、EPC859HF-110120.zipに含まれる適用手順.txtを参照してください。
※EPC859がパッチ適用の前提条件となります。


問題: IBM i からWindowsサーバーへのスーパーサーバー接続時に変換テーブルがロードできない
詳細: IBM i からWindowsサーバーへのスーパーサーバー接続時に、変換テーブルがロードできず処理が異常終了します。
対応:パッチEC859P01を適用してください。
パッチの詳細および適用手順については、EC859P01.zipに含まれるEC859P01.htmを参照してください。
※パッチ適用前に、必ずEPC859を適用してください。