Visual LANSAバージョン15の新機能

LANSAバージョン15(V15) には様々な新機能と機能拡張が含まれています。

 

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■Webの新機能

レスポンシブなモバイルアプリケーションを作成し始めるのに最も簡単な方法は、テンプレートを使用することです。LANSAバージョン15(V15) では、例えばグラフやあらかじめ構築された標準的な問い合わせページ、埋め込まれたWebページや地図などの使用方法を示す新しいテンプレートが追加されました。

  • ダッシュボードアプリのテンプレート
  • ホーム画面付きのアプリのテンプレート
  • すぐに使用できるビュー
    - 問い合わせビュー:  問い合わせ先の詳細、地図上に印をつけた組織の住所、SMSやEメールでのやりとりが可能かどうかを表示します。
    - グラフビュー:  サーバー側のデータに接続し、いろいろな種類のグラフから表示するグラフを選択することができます。
    - クイックリンクビュー:  外部リソースへのリンクを簡単に作成することができます。
    - 添付ビュー:  複数の添付ファイルやメモをアプリケーションに簡単に紐づけることができます。
    - 基本情報ビュー:  著作権やアプリケーションの詳細を示します。
  • サンプルアプリケーションの機能拡張
    Visual LANSA とともに出荷されるサンプルアプリケーションが、新しい機能を使用するように機能拡張されました。 総合的な、一つずつ細かく説明しているチュートリアルにより、完全に機能するレスポンシブな Web/モバイルアプリケーションを作成するために必要なすべてを学ぶことができます。 出荷時に同梱されているアプリケーションがありますので、それを実行することで、今からどのようなアプリケーションを作成しようとしているのかを見ることができます。また、不足部分を埋めることで完成できるスケルトン・バージョンのアプリを生成するテンプレートがあります。
  • - サインインのダイアログ:
    標準的なサインインのダイアログは、新しいユーザーの登録、ログイン、ユーザー情報の管理を含むローカルユーザー管理に使用されます。
    - Google Maps のピンとして住所を表現:
    事故評価のサンプルアプリケーションでは、Google ジオ・エンコーディングおよびデコーディングを使用して、Google マップ上のピンの住所と位置情報(緯度、経度)を取得する方法、または逆に住所情報を使用して緯度経度情報を取得する方法を示しています。
    - スパム防止のための reCAPTCHA:
    連絡先のサンプルアプリケーションでは、認証とスパム防止のために、Google の reCAPTCHA サービス (私はロボットではありません) を使用する方法を示しています。
    - ナビゲーション付きの複数画像のカルーセル:
    行き先のサンプルアプリケーションでは、ナビゲーションへの進む、戻るのボタンが付いた画像のカルーセルを表示します。

  • 中古車アプリのチュートリアル:   中古車アプリのチュートリアルは、LANSA でどのように Web/モバイルアプリケーションを作成するかを学ぶことができます。
  • 埋め込まれた Webページ: HTML コンテナ を使用して、Webアプリケーションや再利用可能パーツに外部のWebコンテンツを埋め込むことができます。
  • プリミティブ型コントロールとしてのグラフ : LANSA のグラフコントロールが Web アプリケーションで使用できるようになりました。
  • Web ページからの PDF レポート : 新しい PDF コンポーネントを使用して、Web ページから PDF ファイルを作成することができます。
  • ■Visual LANSA IDE 機能拡張

  • Excel ワークシートのインポート
    Excel のワークブックから LANSA テーブルへのワークシートのロードをサポートするオプションがリボンに追加されました。
  • Excel にリストをエクスポート
    リストのコンテンツを .csv ファイルにエクスポートすることができます。
  • フィールドへのクイックルールの追加
    テーブルにのみ使用可能であった、あらかじめ定義されたクイックルールがフィールドにも使用可能になりました。項目にルールを追加するのに必要な労力を最小限にするために、クイックルールを使用します。
  • バージョン・コントロール Git 機能拡張
    LANSA IDE 内の Git の機能が拡張され、新しい Git リポジトリアクションが使用可能になりました。
  • ■RESTful Web サービス

  • Webサービス サンプルアプリケーション
    新しい LANSA エクスチェンジのサンプル・アプリケーション (New Web and Mobile Templates参照) は、データ(この場合は為替レート)を取得する Web サービスの使用方法を示しています。
  • REST API の生成
    サーバーモジュールを作成する際に指定したテーブルに基づき、RESTful API コードを含むサーバーモジュールを生成することができるようになりました。API は、要求の作成、削除、取得、更新をサポートするように生成されます。
  • サーバーモジュールの API 定義タブでスキーマタイプにテーブルやフィールド定義をドラッグ&ドロップすることで、サーバーモジュールに自動的にスキーマやパラメータ定義を生成することができます。
  • ■その他

  • エラー解決のためのイベントログ・マネージャ
    新しい LANSA イベントログ・マネージャは、全ての Visual LANSA 関連製品のイベントやエラー情報を収集して一元化します。それにより、手動でログやトレースファイルを検索する必要を排除することができます。
  • パッケージ・マネージャ
    Visual LANSA 開発環境に LANSA パッケージをインストールするために、LANSA パッケージ・マネージャを使用することができます。LANSA パッケージは、LANSA を独自のアプリケーションの中で使用可能にする再利用可能なコードです。
  • コマンドラインを使用した生成
    Windows のコマンドファイル compile.cmd を使用して、Visual LANSA バージョン管理システム (VCS) 構成のコマンドラインから Visual LANSAのオブジェクトをコンパイルすることができます。これを使用してジョブのスケジュール、CI/CD メソドロジーの利用、または使用可能なオプションを使用するためにコマンドラインからビルドを実行することができます。
  • LANSA Integrator のフリーフォーマット RPG
    LANSA Integrator のフリーフォーマット RPG を生成するよう、コードジェネレーターが改良されました。
  • Additional MySQL データタイプの追加サポート
    MySQL データベースで使用される Unsigned BigInt / Int / SmallInt / TinyInt データタイプが LANSA テーブルにインポート可能になりました。
  • 新しいバージョンV15のインストール、既存のV13,14システム(サービスパックの有無にかかわらず)のV15へのアップグレードが可能です。