Visual LANSA
Visual LANSAのローコード開発プラットフォームにより、ソフトウェア開発者は、モバイル、Web、デスクトップにわたるマルチ・エクスペリエンス・アプリケーションを数ヶ月ではなく数日で構築することができます。
Visual LANSAは皆様の会社を様々な方法でサポートします:
- 爆速で開発 書くコードが少ないという事は、以前より速くより多くのアプリを構築できることを意味します。開発者の生産性を劇的に向上させましょう。
- デジタル・トランスフォーメーション 手作業と紙ベースのプロセスをクラウド、デスクトップ、Web、モバイルの各アプリケーションを利用して、効率、生産性、データの正確性を高めましょう。
- モバイル化 モバイルアプリケーションに対するビジネスの需要に対応するために、社内の既存の開発者でモバイルアプリを構築しましょう。
- クラウド・コンピューティング 即応力と柔軟性を高めるために、アプリケーションをいつでもクラウドに移行できます。 運用コストを削減しながら可用性も向上しましょう。
- スキル管理 分野ごとに必要になる特定の開発スキルを不要にします。すべての開発者が、あらゆるアプリケーションの、あらゆる部分で作業することができるようにしましょう。
現状からの脱却
アプリケーション開発はこれまでになく複雑で困難になっています。ソフトウェア開発者が複数のユーザー・エクスペリエンスを備えた最新のアプリケーションを提供するには、多くのプログラミング言語を学び、さまざまなオープンソース・フレームワークを研究し、ソースコードを手直しして、膨大な数の変化する技術をサポートする必要があります。
このアプローチを最適と呼ぶには程遠いものがあります:
- 手直しされたソースコードは非効率的で保守の負担が大きい
- アプリケーションを特定の技術領域に限定することで制約を受ける
- 1つのユーザー・インターフェイスのスタイルが全ての人に適しているわけではない
- さまざまなユーザー・インターフェイスを提供するために、複数のアプリケーションにビジネスロジックを複製すると、問題が起こりやすくなる
- 技術の進化の中で、開発者は常に新しい言語を追いかけている一方で、ビジネスニーズや要件にあまり注意を払う時間が無くなる
Visual LANSAのローコード・プラットフォームは、はるかに優れたアプローチで現状から脱却し、アプリケーションの提供を簡単にします。
Visual LANSAの利点
以下の利点と供に、ソフトウェア開発を簡素化し、アプリケーションを絶えず変化する基盤技術からVisual LANSAプラットフォームで隔離することでします。
開発者全員がフルスタック開発者になる
高度に専門化された開発者スキルの世界では、アプリケーション開発のあらゆる場面で作業できる、フルスタック開発者を見つけることはほとんど不可能です。Visual LANSAのローコード開発プラットフォームを使用すると、他のIDEにドロップダウンしたり、ローコード・プラットフォームの外部でコードを記述することなく、チームのすべてのメンバーがアプリケーションの任意の箇所を拡張することができます。Visual LANSAプラットフォームには、開発者がアプリケーションを構築、保守、拡張するために必要な、フルスタック言語、WYSIWYGデザイナ、すべてのフォームファクタに対するワンクリック配布などのすべての機能が含まれています。
あらゆるものと直接連携
ローコード・プラットフォームの成功は、オブジェクトがクラウド内、オンプレミス内、ローカルデバイス、サーバー、ワークステーション上にあるかにかかわらず、すべてと連携できるかにかかっています。ほとんどのローコード・プラットフォームは既存のインフラストラクチャとの連携を主張していますが、それらはすべての連携ポイントをRESTful APIとしてラップする必要があることを言及していません。Visual LANSAを使用すると、サポートされている多数のプロトコル、API、ライブラリ、ファイル形式を使用して既存のデータや資産と直接連携が可能で、少ないコードと少ない技術的な負担で、最大限の再利用と迅速なアプリケーションの展開が可能です。
簡略化されたビジネスルール管理
従来のソフトウェア開発では、ビジネスルールのロジック、アプリケーション、ユーザー・インターフェイスのコードを一つのコードに混在させていました。Visual LANSAには、ビジネスルール定義の管理機能と、トランザクションのルールへの適合を実際にチェックするエンジンの両方の役割を持つ、統合ビジネスルール・エンジンがあります。ビジネスルール・エンジンは、アプリケーションがビジネスデータを更新する際に動作します。アプリケーション・プログラムのコードと、データベースの中間に外部定義し、ルール、ビジュアライゼーションを格納することで、アーキテクチャ上の大きな利点を生み出しています。これにより、保守の負担が大幅に軽減され、コードの重複を防ぎ、テストが容易になり、データ品質が向上します。LANSAのお客様の多くは、アプリケーションの保守作業とコストを50〜80%削減しています。
一般的なローコードの限界を超える
ほとんどのローコード・プラットフォームでの開発は、モバイル利用を想定したアプリケーションに限定されています。これらは、SOEのシステムのみを必要とするプロジェクトに適しています。Visual LANSAを使えば、これらのアプリを構築できる一方で、大企業規模のSORシステムとして機能する、はるかに複雑なアプリをすばやく構築することもできます。つまり、開発のすべてのニーズを1つのローコード・プラットフォームで扱うことができるということです。
将来を見越した柔軟な展開オプション
ここ10年間で明らかになった、さまざまなアプリケーションの展開オプションについて少し考えてみてください。今日の小さな決断が、将来に禍根を残さないものであるかは、多くのお客様の共通の悩みです。Visual LANSAを使用すると、ビジネス・アプリケーションを基盤となるデバイス、ブラウザ、データベース、その他の技術から分離することで、将来に渡りアプリケーションの稼働を保証します。したがって、決断の誤りを心配する必要がありません。Visual LANSAは、クラウドでもオンプレミスでも、開発者が選択したサーバー・プラットフォーム上で実行できるWeb、モバイル、デスクトップのユーザー・インターフェイスを構築できる唯一のローコード・プラットフォームです。サーバー・プラットフォーム、データベースの変更、クラウドへの移行、またはクラウドからオンプレミスへの移行は想像より遥かに簡単です。
ローコード開発 (および保守) プラットフォーム
一般的に、アプリケーションの保守は、通常のアプリケーションの総所有コスト(TCO)の80%近くに及んでいることから、初期開発は、TCO全体の比較的小さな部分にすぎないことが判ります。したがって、ローコード・アプリケーションを保守し拡張するために使用する手段と方法は、初期開発に比べて遥かに大きな懸念材料となります。
ほとんどのローコード・プラットフォームは、初期設計と開発段階でのみ生産性向上を可能にしています。Visual LANSA開発プラットフォームでは、アプリケーションの保守と拡張は初期設計、開発、配布と同様に簡単です。Visual LANSAローコード開発プラットフォームにより、開発者はこのプラットフォーム内で、強力なアプリケーションを構築できます。開発者は、開発、拡張、保守の際に必要な、フルスタック・プログラミング言語、ビジネスルール・エンジン、グラフィカル・デザイナーなどの全てをこのプラットフォームで手に入れることができます。
新しいソリューションを開発するのか、既存のビジネス・アプリケーションをモダナイズして拡張するのかに関わらず、Visual LANSAは、制限のないハイレベルのローコード開発を提供します。
主要な機能
- デスクトップアプリケーション同等の使い勝手と機能のWebアプリケーションを構築
- ネイティブまたはハイブリッドモバイルアプリケーションを構築
- デスクトップアプリケーションの構築
- 自動スクリーン生成
- アプリケーション生成ウィザード - いくつかの質問に答えてアプリケーションを作成
- 包括的なプラットフォームポータブル言語
- コンポーネントベースの開発 - 再利用可能なコンポーネントの作成とプロジェクト間の共有
- プラットフォームポータブルなビジネスルールエンジン
- SQLのサポート - SQLを使用してテーブルとビューを作成
- トリガーとビジネスルールを含むクロスプラットフォームのデータベースアクセス
- LANSAが提供するトリガー - データベースにアクセスするすべてのプログラムにビジネスルールを適用
- マルチティアのアプリケーションを構築し、クライアントとサーバーの間でアプリケーションを分割
- 多言語およびDBCS言語のサポート
- 組み込み関数 - 浮動小数点および整数算術演算とバイナリ文字列変換を含む
- TLS/SSLを含むさまざまな暗号化機能
- データモデリング - LANSA Visual Modelerとのエンティティおよび関係の表示
- 構成管理、タスク追跡、バージョン管理のサポート
- オブジェクト指向(OO)開発と手続き型スタイル開発
- MVCやSOAなどの設計パターンをサポート
- LANSAの高速で安全でスケーラブルなミドルウェア - アプリケーションのサーバーコンポーネントとクライアントコンポーネント間の通信を最適化
- 開発およびテスト用に組み込まれたMicrosoft SQL Server Expressデータベース
開発環境
- 単独またはチーム開発 - Visual LANSAは、個々の開発者から大規模なチームまで、開発チームの選択肢をサポート
- 開発環境 - Microsoft SQL Server、Oracle、Sybase SQL Anywhereを使用するWindows 8.1 Pro、Windows 10 Pro、Enterprise
- クラウドとオンプレミスでの開発
- デスクトップのインストールとアップグレードのツール - Visual LANSAのインストールはいくつかの質問に答えるだけで、シンプルで高速です。
- 高度なビジュアル開発環境 - すべてのプロジェクトにカスタマイズ可能な1つのIDE
- 構文チェッカーとコード自動補完 - 開発者が正しいコードを素早く作成
- プログラマブルテンプレート - ビジネス指向のアプリケーションテンプレートのライブラリ
- クライアントとリモートサーバーのRDMLデバッガ
展開
- 単一または複数層のWindows、Linux、IBM i(System i、iSeries、AS/400)サーバーへの展開
- アプリケーションの分割 - クライアントとサーバーの間で動的に分割してアプリケーション実行場所を決定
- クライアントアプリケーションの展開 - クライアントサイドのアプリケーションコンポーネントを配布するための展開ツール
- Webアプリケーションをインターネット、エクストラネット、イントラネットに展開
- クラウドまたはオンプレミスにアプリケーションを展開
- Webアプリケーションは、Chrome、Firefox、Safari、Internet Explorer 11以降をサポート
- ネイティブおよびハイブリッドモバイルアプリケーション - モバイルデバイスでアクセスするアプリケーションを展開
サポートするDBMS
- Microsoft SQL Server
- Windows, Linux and UNIX上のOracle
- Sybase SQL Anywhere
- MySQL database
- IBM i (System i, iSeries, AS/400) サーバー上のIBM DB2
- ファイルのUnicodeサポート